【インタビュー】MNL48のユニットBaby Blue、日本デビュー曲は自身初バラード「新たに成熟した感じを」

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■私たちの大人っぽい一面に
■ショックを受けちゃうかも(笑)

──では、みなさんにとって初のバラード作品である「HEAD UP」を通して、自分自身、あるいは、他のメンバーについて新たな発見などはありましたか?

コリーン:この曲にはラップパートがあって、プロデューサーと作曲者でもあるディレクターに「そこを担当するように」って私が指名されたんです。ラップミュージックをずっとやりたいと思っていたので、「HEAD UP」でラップを歌えることも、そうした自分の側面を披露できることもすごく嬉しかったです。それだけにナーバスになってしまったというのはありましたけど。

エイミー:私はこの曲で、“私たちはつながってる”ということを実感しました。レコーディングでは曲に私たちの魂を吹き込むわけですが、3人それぞれがアドリブで自分のソウルを思いのまま入れ込むことができたと思います。

ジャン:1作目の「Sweet Talking Sugar」から最新作「HEAD UP」まで、私たちの作品にはいい流れの切り替えがあると思っているんです。「Sweet Talking Sugar」ではキュートさやスウィートさ、「NEGASTAR」はクールに、「Stuck On You」では恋する乙女心を見せてきていて。今回の「HEAD UP」では新たに成熟した感じを見せられたんじゃないかな。


▲Coleen(コリーン)

──実際、以前お話した時よりも大人っぽくなられたようにお見受けします。

ジャン:とはいえ、まだ成熟しきったわけでもなくて、“いつかそうなりたいな”っていう想いを込めた、と言ったほうが正しいかもしれない(笑)。

エイミー:「HEAD UP」で見せた私たちの大人っぽい一面にファンがショックを受けちゃうかもね(笑)。

コリーン:そうだね。“Baby Blue”だから“ベイビー”のはずなのに!?って(笑)。

──そんなBaby Blueが放つ「HEAD UP」を聴いて感じるのは、“温もり”と“優しさ”でした。それゆえに悩みを抱えた友人に聴いて欲しい曲だと感じたのですが、この曲を歌っている時、みなさんの頭の中では誰が思い浮かぶのでしょうか?

ジャン:やはり友達ですね。もちろん私たちのファンであるBaby Loveのみんなも、メンバーのふたりも。誰だって落ち込む時はあるし、特にパンデミックでどうなるか分からなかったし…。

エイミー:自分たちのこともどうなるか分からなかったもんね。だからこの曲は、友達、家族、それにファンのみんなに届けたい。そうだよね?

コリーン:もちろんそうだよ。私たちも含めて世の中のすべての人々の気分がパンデミックによって落ち込んだでしょ。悲しかったし、心許せる誰かに一緒にいてほしいと願ったはず。Baby Loveのみんなに捧げたい気持ちがもちろん強いけど、そんな今だからこそ、この曲はどんな人にもリンクする作品だと思う。

ジャン:すべての人だよね。

エイミー:その通り! 気分が落ち込んだ時、私はいつも「HEAD UP」を聴いていました。すべての人にこの曲を届けられるようにがんばります!


▲「HEAD UP」通常盤B type

──気分が落ち込んだ時、3人はどう乗り切っているのでしょう? それぞれの“HEAD UP方法”を教えてください。

エイミー:私は家族に話します。いつも私を励まし、私の存在価値やどれほど大切に思ってくれているかという愛を惜しみなく与えてくれるのが家族。とても大切な存在です。

ジャン:どうやって前を向くのか……悲観的な性格の私には一番難しい質問です(笑)。でも、塞ぎ込んでいたっていいことなんて何にも起こらないから、友達に心を開くよう頑張ってみたり、自分を肯定してあげたりして前を向くようにしています。まだ知らない音楽に出逢おうとしたりもするし、自分たちBaby BlueやMNL48の曲を聴いて、落ち込んでいた自分を過去のものとして感じられるように、自分自身を引き上げるようにしています。

コリーン:私の場合、近しい人にこそ心を開かないので…。

ジャン:ほんとにそう(笑)。

コリーン:だって大切な人にほど、心配をかけたくないんです。自分が辛い時でも大切な人をハッピーにしたいっていう気持ちが先立つので、どう自分を幸せにするかとか、自分の気分をどうしたら上げられるのかとかは……よくわかりません。祈りを捧げて、音楽を聴いて。でもやっぱり忙しいから、その中で自分の気持ちをどう表現していいかわからない。泣く時間もないし、ママに話す時間もない。だから、ただ音楽をたくさん聴いて、ライブストリーミングをして。とにかく成長しなきゃって思うんです。

エイミー:たしかに私も自分の時間がないな。


▲「HEAD UP」通常盤C type

──アイドル、アーティスト、学生の3役を同時進行することは大変でしょうし、忙しかったと思います。2021年を振り返ってみると、どんな1年でしたか。

コリーン:2021年はたくさんのことに気がついた1年でした。他の誰かが私を幸せにするわけではなくて、自分で自分をハッピーにできるということや、家族と過ごすことがとても大切だということ。そして、Baby Blue、MNL48のどちらも忙しいし、多くの責任もあるけれど、アイドルとして多くの人を幸せにすることができるっていうことに。

──実りの多い1年でしたね。

コリーン:はい。この先も、ただハッピーなだけじゃなくて様々な感情でファンと繋がっていたいし、みんなのモチベーションを上げていきたい。もし私たちが「これはできない」と言って何かを諦めてしまったら、ファンのみんなだってわからなくなってしまうでしょう? だから2022年も愛するファン、家族、そして友達のために強くありたいなって思っています。

エイミー:私はステージへの恐怖心があって。ステージに立って知らない人たちを前に話をする時に怖さを感じてしまうんです。“どう思われるんだろう?”とか考えてしまって。だから今もいっぱい練習をしているんです。

コリーン:エイミーはすごく頑張ってるんですよ。

ジャン:私たちがサポートしています!

エイミー:でも私、本当はこうじゃないんです。母国語を話している時はプレッシャーもそれほど感じないし、ポジティヴなんですけど、英語となると途端に自信がなくなっちゃう。2022年はもっと英語で自分を表現できるように頑張ります。特にソーシャルメディアで!

ジャン:2021年は、“やりたいと思ったことは、思った時にやればいい”というシンプルなことを学びました。というのも、2021年はたくさんのことを計画していたけど、パンデミックだったこともあって、そのほとんどが実現しなかった。そのできなかったことを2022年に実現させたいです。それからいつもしっかり計画を立てる性格なので、2022年はもっと冒険したい(笑)。

コリーン:ジャンはいつだってきっちりしてる。だから「こうして、ああして」って言われて「う、うん…わかった」って感じで、私とエイミーはちょっと引いてしまうんです(笑)。

ジャン:私は物事をきちんとオーガナイズするのが好きなんですよ(笑)。でも、いろんな計画を立てたり、良い筋道を考えたりしても、行動しないと意味が無いってわかったから。2022年はBaby Blueとして、もっとアドベンチャーします!

──こうして個性の違う3人が集まるから面白いんでしょうね。

ジャン:3人がお互いを刺激し合う。そのバランスで成り立っているのがBaby Blueなんです。

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