【インタビュー】MNL48のユニットBaby Blue、日本デビュー曲は自身初バラード「新たに成熟した感じを」

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Baby Blueが遂に日本メジャーデビューを果たす。2021年12月15日に先行配信され、2022年2月19日にCDリリースとなる「HEAD UP」がデビューシングルだ。MNL48のメンバーでもあるJan(ジャン)、Coleen(コリーン)、AMY(エイミー)の3人で織りなすAKBグループ発MNL48のガールズユニットは、これまでに「Sweet Talking Sugar」「NEGASTAR」「Stuck On You」といった3作をデジタルリリース。活動開始早々、それら全作品をコロナパンデミックの最中にリリースするという難しい状況に立たされたわけだが、ソーシャルメディア時代の最先端をひた走る彼女たちは変化の波に歌声をしっかりとのせて世界中のファンとつながっている。

◆Baby Blue 画像 / 動画

前作「Stuck On You」リリースから約8ヵ月。フィリピンと日本を再びオンラインでつなぎ、日本メジャーデビューを直前に控えた彼女たちの現在の心境、メジャーデビュー曲「HEAD UP」への思い、自身初のバラードチューンということ、そして2021年の振り返りと2022年の展望について話を訊いた。

   ◆   ◆   ◆

■日本デビューはちょっと怖くて
■でもスーパーハッピーです(笑)

──2021年4月に前作「Stuck On You」をリリースして以降、どう過ごされていましたか?

ジャン:「すごく「Stuck On You」が好き!」という声をたくさんいただきました。それからの8ヵ月間はMNL48として次のシングルのことなどで忙しくしていましたが、それと並行して、Baby Blueの最新シングル「HEAD UP」のリリースに向けたレコーディングやプロモーションなどの準備をしていましたね。

エイミー:もちろん、ヴォイストレーニングもね。

コリーン:ボディケアも大事だから、身体を整えるトレーニングもしつつ、コロナの影響もあってライブストリーミングで活動していました。学業のほうはオンラインでのスクーリングのみで、まだ学校には行けていません。

ジャン:友達や先生に会えないのはとても寂しいですし、悲しいですね…。


▲Jan(ジャン)

──そんな中ですが、日本でのメジャーデビュー決定、おめでとうございます。

一同:ありがとうございます!

──メジャーデビュー決定を聞いてどう思いましたか?

ジャン:最初は信じられませんでした。だって、日本でのメジャーデビューはずっと夢見ていたことでしたから。でも最近、憧れ目線で見ていたアイドルが載っている雑誌に自分たちが取り上げられているのを見て、“これって私たち!? ついに夢が叶ったの!?”って思ったりして、憧れのアイドルと同じフィールドにいることを実感し始めています。

エイミー:初めて日本でのメジャーデビューの話を聞いた時は衝撃でした。このふたりとまた一緒に活動できることを幸せだなって思いましたね。

コリーン:私もすごく嬉しかったですし、いつも応援してくれているファンのみんなと私たちのマネジメントスタッフに感謝の気持ちでいっぱいになりました。日本でデビューして、日本で活動できるって思うとすごく興奮したし。でも正直なところ、ナーバスにもなりました。

──なぜナーバスに?

コリーン:言葉の壁があるからです。日本語を話せるとは言っても基本だけで、まだほんのちょっとだし。だから今も勉強していますが、それでもやっぱりナーバスになっちゃいます。喜びとナーバスが同時にくるっていうか……いろんな感情があります。

エイミー:私も同じ。こうして英語で話している今だって、ものすごく緊張してナーバスになっているのに、日本語で話すなんてことになったら……考えただけでスーパーナーバス! 怖すぎるっ!

ジャン:嬉しくもあるし、緊張するし、怖い。やっぱり言葉が違うっていうのは大きなことですから。でもそれは日本語だけじゃなくて、英語でも他の言葉でも同じこと。自分たちの気持ちを言葉にして、日本の人たちにシェアすることでファンになってもらえることもあるだろうし。

コリーン:みんなと繋がることができるよね。

ジャン:本当にそう。だからまとめると、Baby Blueは日本メジャーデビューすることにナーバスでちょっと怖くて、でもすごくエキサイトしててスーパーハッピーです(笑)!


▲「HEAD UP」初回限定盤

──その日本メジャーデビューを飾る記念すべきシングルが「HEAD UP」。12月15日に先行配信され、2022年2月19日にCDリリースされます。

ジャン:実は……「HEAD UP」が自分たちの日本メジャーデビュー曲になるとは思っていなかったんですよ。そんなに練習もしていなかったし。

エイミー:そうそう(笑)。

──どういうことですか!?

コリーン:「HEAD UP」をレコーディングしたのはパンデミック以前だったので、結構前のことなんです。

ジャン:レコーディングしたことをすっかり忘れていたくらい(笑)。なので、“え、この曲が!?”っていう驚きが大きくて。

コリーン:だから準備期間中は「HEAD UP」のためのトレーニングをたくさんしました。ミュージックビデオを撮った時にはレコーディングした時のことを思い出したりしていましたし。

──前回のBARKSインタビューでは「Stuck On You」のレコーディングで難しかった点として、ハーモニーを挙げられていましたが、今作では3人のハーモニーの美しさが際立っていますね。

ジャン:そうなんです! ハーモニーという点で言うと「Stuck On You」はチャレンジでしたが、今作の「HEAD UP」ではよく出来たと思っています(笑)。

エイミー:私たち3人の声がいい感じにブレンドされているよね。「HEAD UP」はBaby Blueにとって初のバラードソング。これまでリリースしてきたシングル曲すべて異なるジャンル、違ったスタイルでしたが、今回のバラード作品もまた私たちにとってはチャレンジでした。

コリーン:どの曲にも何かしらのチャレンジがある。だから毎回真剣に向き合って準備をして、ひたすら練習することで、どんなチャレンジもやり遂げてきました。

ジャン:でもやっぱり……私はもっと練習しなきゃって思ってる。だってこのふたり、歌がすっごく上手いんだもん!

エイミー:そんなことないよ〜(笑)。


▲「HEAD UP」通常盤A type

──そんなみなさんは、普段バラードを聴くことはありますか?

エイミー:アリアナ・グランデの曲をよく聴いています。「Honeymoon Avenue」とかすごく好きです。

コリーン:私は好きなバラードがたくさんありすぎて、1曲に絞れないな……ジャンはどう?

ジャン:私は日本のバラード作品をよく聴きます。日本はバラードソングが多いですよね。最近はTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの音楽がすごく好きで、特に「Seasons」は気分を上げてくれます。

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