【インタビュー】Jams Collection、可愛さとエネルギッシュなライブ感や多面性を凝縮した『JamMode』

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昨年3月にステージデビューを果たしたJams Collection、通称ジャムズ。“大好きな曲、大好きな人、可愛い、カッコいい、みんなの大好きなものが詰まってる”という意味が込められたグループ名を掲げた彼女たちは、FES☆TIVEやMyDearDarlin'が所属するRIZE PRODUCTIONと、アキシブprojectなどが所属するLIVE PLANETの共同プロジェクトとして発足した9人組のアイドルグループだ。そんな彼女たちが、メジャー第1弾となるミニアルバム『JamMode』をリリース。可愛さとエネルギッシュなパフォーマンスが魅力のライブ感、ジャムズならではの多面性などを凝縮した今作について、メンバーを代表して坂東遥、一宮彩夏、小波もも、保科凛に話を聞いた。

■Jams Collectionの良さを知ってもらえて
■いつでもどこでも側に感じられるような作品になった


──メジャーデビュー作となるミニアルバム『JamMode』が完成しました。リリースが決まった時のファンの皆さんの反響はいかがでしたか?

一宮彩夏:前回のツアーの最後に発表したんですが、ファンの方もすごく喜んでくれました。私たちも本当に嬉しかったです。

──メジャーデビューが決まったという話を最初に聞いた時、メンバーの皆さん自身はどんな気持ちでした?

一宮彩夏:びっくりしました。まだ(ステージデビューから)1年も経っていないのに、CD出してメジャーデビューって!

坂東遥:まずインディーズで出してからメジャーデビューという段階があると思っていたから、いきなりメジャーデビューはとにかくびっくりで。期待に応えられるように頑張らなきゃなって思いました。

小波もも:私、最初に不安を感じちゃうタイプなんですね。最初に(メジャーデビューの)話を聞いた時、もちろん嬉しかったしそれが一番大きかったけど、やっぱり不安も大きくて。自分もJams Collectionの力にならなきゃいけないしとか、いろいろ考えちゃったんです。でもJams Collectionにとって前向きなことを発表できることはすごく嬉しいことだし、じゃあこれからはこういうことを頑張っていこうって具体的に考えるきっかけにもなったんですよね。自分の中での課題がちゃんと見えてきたというか。

保科凛:アイドルとしていつかはメジャーデビューをしたいというのは思っていたから、すごく嬉しかったです。ファンの方に伝えた時は自分たち以上に喜んでくれていたし、びっくりしてもらえたサプライズ感みたいなものも楽しんでもらえたのかなって思うと、ライブで発表できてよかったなって思いました。


▲『JamMode』[Type-A] TKCA-75034


▲『JamMode』[Type-B] TKCA-75035


▲『JamMode』[Type-C] TKCA-75036

──今回のミニアルバムにはいろんなタイプの楽曲が収録されていて、とても聴きごたえがありました。

坂東遥:ありがとうございます。Jams Collectionの良さがたくさん詰まったアルバムになりました。これを聴けばJams Collectionをマスター出来る、Jams Collectionの良さをもっと知ってもらえて、いつでもどこでもJams Collectionを側に感じられるような作品になっていると思います。ツアーファイナルでお披露目した「疾走ドリーマー」、あとは「プラネットナイン」「スニーカーヒーロー」「Shooting Star」が未公開楽曲になっています。

──1曲目の「疾走ドリーマー」はMVも公開されていますね。

保科凛:はい。MVでも表現されていますが、この曲は就職や結婚とかいろんな人生の選択肢がある中で、私たちはアイドルの道を選んで突き進んでいくということが描かれているんです。私も実際に今アイドルをしながら大学に通っているんですが、この先をどう選択していくかという意味で、みんな人生の岐路に立たされている気がするんですね。この曲は、まさにそんな自分に刺さった1曲。あと、この曲では私のソロもあります。今までソロがなかったわけじゃないんですが、ファンの方たちが初披露の時にすごく喜んでくれたんですよ。歌っているのは「何処の誰とかじゃなく 間違いなく自分のセオリー」というところなんですが、中には泣いてくれた人もいたりして、より一層大切な曲になりました。



──では収録曲について、オススメの曲やそれぞれの聴きどころなどを教えてもらえますか?

一宮彩夏:「NEW ERA PUNCH!!」は初めての応援ソングです。レコーディングする前にずっと聴いていたんですが、涙が出ちゃうくらい共感できたというか、後押ししてくれる曲だなと思いました。中でも「一度舵を取った その手は離さない」という歌詞が大好きなんです。私自身アイドルを選んで、この道を進むと決めてJams Collectionに入ることができたので、これからも絶対に夢は諦めたくないしもっともっと頑張りたいという気持ちがあるから。ライブでは最後に歌うことも多いんですが、ぜひ歌詞にも注目して聴いてみていただきたいオススメの1曲です。



小波もも:今話に出た「疾走ドリーマー」と「NEW ERA PUNCH!!」は私も大好きなんですが、結構メッセージ性の強いタイプの曲だと思うんですね。それとは違うタイプでいうと「プラネットナイン」という曲が大好きです。もともと純粋に楽しめるとか可愛いっていう感じの曲が好きだったから、初めて聴いた時からこの曲はいいなと思っていました。先日披露したんですが、想像以上にいい反応を貰えたんですよ。今回初めてこの曲で落ちサビを歌っているんですが、ファンの人も一緒に喜んでくれて、特に思い入れのある曲になりました。

──一緒に歌いたくなるような曲だなと思いましたが、レコーディングはどうでしたか?

小波もも:結構音が高いから、レコーディングでは苦戦しているメンバーも多かった気がします。でもみんな頑張ったので、そういう意味でもじっくり聴いてほしい曲です(笑)。

一宮彩夏:新曲、どれも本当に難しかった(笑)。「Shooting Star」という曲では初めて歌い出しを任せていただいたんですが、特にここは何度も何度も録り直しました。



──ライブのパフォーマンスが楽しみなのは?

坂東遥:「スニーカーヒーロー」は振り入れがまだなんですが、歌詞にもあるように、みんなでクラップができたりするような楽しい曲になっていくんじゃないかなって思っています。「あの日のメリーゴーランド」と「愛你」は最初のワンマンライブで披露した曲なんですが、今ではライブでめっちゃ盛り上がる曲になってきました。それが今回アルバムに入るということで、音源としてもぜひ聴いてほしいですね。ちなみにJams Collectionで一番人気なのは「最先端フォーミュラー」だと思っているんですが、この曲は初めてJams Collectionを聴くっていう人にも刺さりやすい曲かなって思います。





一宮彩夏:めっちゃオススメしてる(笑)。でも確かに選びきれないからね。「サマサマサマーはアゲアゲで!」は初めて水着でMV撮ったのも思い出深いし。

坂東遥:「サマーポップ」はちょっとしっとりした爽やかな曲だけど、ファンの方にはすごい人気で。Jams Collectionといえば盛り上がる曲というイメージもあると思うけど、こういう切ない系の曲も人気ですね。。




保科凛:切ない系なのに、ライブではラストサビでファンの人がみんな飛び跳ねるんですよ。

一宮彩夏:飛びたくなるのかな(笑)。

保科凛:「最先端フォーミュラー」と同じくらい飛んでいて、最初は意外でびっくりでした。

坂東遥:初めての光景だったね(笑)。

一宮彩夏:もぐらたたきみたい(笑)。

──みんな、自分が打ち上げ花火になったような気持ちなのでは??
保科凛:その解釈は初めて(笑)!

一宮彩夏:花火になってるのかな。

小波もも:そうかもしれない!

一宮彩夏:今度、ライブの時にみんなに聞いてみます(笑)。

──個人的には「愛你」のハイキックも好きですよ。ああいうカッコよさをさらりと見せる感じも、Jams Collectionの魅力だなと思います。

保科凛:いろんな曲があるから、ある一面だけじゃなく、いろんな私たちを知ってもらえると思うんですよね。ライブはそのきっかけになると思うし、いろんな曲がある分、いろんな人に刺さると思うんですよね。可愛い系はそんなにっていう人には「愛你」とかすごく刺さると思うし、エモい系が好きな人には「Shooting Star」とか「サマーポップ」はグッとくると思う。歌詞に思いが込められているもの、可愛いものとか、いろんな人に好きになってもらえると思うんですよね。

──Jams Collectionには、入り口がたくさんある気がします。

一宮彩夏:確かに。そういういろんな曲を聴いて「ライブに行きたい!」「もっと知りたい」って思ってもらえたら嬉しいです。

坂東遥:今はSNSがきっかけで知って応援してくれている方も多いですけど、Jams Collectionの魅力が一番伝わるのはやっぱりライブかなと思います。ファンの方との一体感や盛り上がりを、このJams Collectionになって改めて感じてるんですよ。私は今までアイドルとしていろんな活動をしてきましたが、こんな一体感は初めて。これはすごい強みだなと思っています。

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