【俺の楽器・私の愛機】615「最後のソリッドギター」

【スクワイヤアフィニティテレキャスター】（東京都国立市　関口祐二　61歳）


エレキ、フルアコ、アコギ、クラッシック、今まで多くのギターを弾いてきました。エレキだけでも、中学1年生のときに新宿の黒澤楽器で買ってもらった7000円のノーブランドに始まり、フェルナンデスストラト、ナビゲーター335、1979フェンダーストラト、1976ミュージックマンセイバーII、フェンダーメキシコジミー・ヴォーンストラト、エピフォンSG。全て手放してしまいました。

このテレキャスターが最後に残ったソリッドギターです。若い頃はテレキャスターってカッコ悪いなぁと思っていたのに、今ではこのアコギライクなシンプルさがよいです。スクワイヤのアフィニティテレキャスター。メイドインチャイナのリーズナブルなギターですが、アルダーボディでネックの状態も良く、弾きやすくとても気に入っています。自然に手が伸びるギター、今は自宅で生音で静かに弾いています。ライブ、レコーディングでも活躍してもらいたいギターです。




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高価格帯のギターにはそれ相応の、低価格帯のギターにもそれなりの価格の理由があるわけですが、そんな工業製品としての価値基準とは全く違うところで、楽器としてのミラクルな魅力を授かっている逸品ってあります。ジェフ・ヒーリーがスクワイアのストラトを使っていたのもそうですよね。だから楽器はやめられないのです。（JMN統括編集長 烏丸）


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