【俺の楽器・私の愛機】619「自分なりのヴィンテージ改造」

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【FenderJapan jb-75】(三島市大場 金欠機材マニア ○○歳)


このベースに出会ったのは誠に恥ずかしいのですがデジマートで出会いました。

当日自分はFenderのベースが欲しくてデジマートを探っていました。その時はなるべく安価で手に入るベースが欲しくて中古のFenderJapanを見ていました。その中で目に付いたのがFenderJapanjb-75でした、なぜにjb-75かというと自分の憧れていたベーシストがFenderの72か71?年製のジャズベを使っていたのを見てそれと似たものを欲しくなったということです。

他のFenderJapanのジャズベよりも値段が少し高かったのですが探しに探しまくって見ましたが何処にもサンバーストのjb-75が無かったので即買いしたのです。商品の画像にはピックアップフェンスとブリッジカバーが着いていたのでそこにも惹かれましたw

購入をして届いて物を見た時にはやっと自分にもジャズベがキター!!と喜びました。実はこのジャズベを購入するまでジャズベを持っていませんでしたwwwそれまで使っていたベースはエピフォンのサンダーバードでした。最初の1本はグレコのジャズベでしたがあまりにも使えなさすぎて売りました。しかも親のお金で買ったのに自分で売るというアホすぎる行為をしてしまいました……ちなみに売り値は3000円です。

購入してから月日が経ってジャズベを弾いてふと思いました、なんか気に食わないなと。そこからジャズベの改造が始まりました。それと同時にヴィンテージ風にしてみようと、まず改造したのは配線でした。ポットや線を自分で変えるのは無理だったのでアッセンブリを購入しました。ヴィンテージを意識してえらんだアッセンブリはZENITHの0.5、400vのコンデンサーが乗っかったアッセンブリを買いこれをはんだづけする作業は自分でやりました。

次に改造したのはボディです。改造というより加工ですね、やはりヴィンテージ風にするにはレリック加工が必要だったので紙やすりでヤスリまくったり、彫刻刀で削ったり、はんだごてを押し当てて焦がしたりともうとにかくヴィンテージ風にするために色々なことをやりましたwww

その次に改造したのはピックアップです。ピックアップも最初搭載されていたダンカンのクォーターパウンドの音がとにかく嫌いだったので早く変えたくて仕方がありませんでした。じゃあピックアップを先に変えればいいじゃねーかと思いますが当時の自分の金銭状況は壊滅的なもので自分が欲しいと思っているピックアップを買えるほどお金が無かったので先にアッセンブリを購入したというわけです。そしてやっとお金が貯まりようやく自分が買おうと思っていたピックアップを買えました。買ったピックアップはbare knuckle pickupsというイギリスの手巻きで作っているメーカーです。日本にはあまり馴染み深くないと思います(多分…)このメーカーのメインはメタル系のハムや7弦ギターのハムなどが有名で海外のギタリストも多く使っているようです。あまりこのメーカーについてはよく知らないのでよく知りたい人は個人個人で調べてください。

話に戻りますが、買ったピックアップの種類はBare Knuckle Pickups J Bass - '60 HF というやつを買いました。もうひとつPEというこのHFより出力が大きいやつもありましたが低音と高音がPEの方は際立つので全体的にバランスのいいHFを選びました。また取り付ける作業をしようと思ったら問題が起きました、それははんだづけの作業です。前のアッセンブリのときみたいに上手くいくだろうと思っていたらことごとく失敗をし仕方なくリペマンの手を借りて取り付けるとことが出来ました。

リペアマンに頼んだ時に約3000円持ってかれました…まーでも何回も自分ではんだづけするよりは1発で成功するリペアマンに頼った方がいいと思いましたけどw

一通りの改造が一旦終わりましたがまだこれからは所々の改造はしていくと思いますが今回のような大掛かりな改造は多分しないと思いますがちょこちょこ改造はしていきますねwもしかしたら別のベースを買ったらそのベースを改造するかもしれないと思います。

そういえばベースの音について言ってませんでしたね^^;この改造をしての音の感想はハリがあるけど甘い感じのサウンドになりました。多分甘いのはZENITHのワックスペーパーコンデンサーの効果だと思います、セラコンを付けるとバキッとした音でしたがワックスペーパーだと滑らかな音になりました。

これも自分で改造しないと分からないことですね、ピックアップは前のクォーターパウンドのでさっきのZENITHのコンデンサーのときはすこし太くて芯のある音でしたがピックアップを変えたらクリアでハリのある音に変わりました。

自分自身が納得したヴィンテージ風のジャズベに仕上がったと自分の中では思っています。でもやっぱりヴィンテージベースの試奏動画や画像を見ているとやっぱりなにか違うなーと思ってしまうんですよね(´-ω-`)だから本物に近づけるという改造より自分の中のヴィンテージにどうしても仕上がっちゃうんですよねwまぁそれが一番自分が納得するものじゃないかなと自分は思うんですよね。




   ◆   ◆   ◆

メーカーとしては新品で発売された状態がベスト・セッティングという認識なのだと思いますが、ユーザーの手に渡った時点で、独自路線のさらなるグレードアップ道が開かれます。そう、10人いれば10通りの最高があるので、楽器の世界は深淵でややこしいですよね(笑)。でもそこからが本当の楽器桃源郷の始まりです。ちなみに、デジマートで出会う事自体、恥ずかしいことじゃないですよ。むしろあそこは一期一会の宝島。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

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