ポール・マッカートニー、「ストーンズはブルースのカヴァー・バンド」発言の真意をキースに釈明

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(C)Mary McCartney

ポール・マッカートニーは、昨年秋、『The New Yorker』のインタビューでザ・ローリング・ストーンズについて「これを言うべきか迷うけど、彼らはブルースのカヴァー・バンドだった。それが、ストーンズの本質みたいなものだ」と発言し、ストーンズをディスったと取り沙汰されたが、後にキース・リチャーズにメッセージを送り、事の経緯を釈明していたそうだ。

キースは、『Rolling Stone』のインタビューでこう明かした。「あのことについてはポールからメッセージが届いた。“完全に文脈を無視して解釈された”って。彼は、“初めて彼ら(ザ・ローリング・ストーンズ)を聴いたとき、そう思った”と言ったんだ。ポールと俺はお互いをかなりよく知っている。だから、あれを初めて読んだとき、俺は、ここでは削除されたり編集された部分がたくさんあるって言ってたんだ。そして次の日、 “このたわ言を目にしていたら、これは前後関係を無視してる、僕を信じてくれ、ボーイズ”ってメッセージがポールから来た。ポールは素晴らしい奴だよ。彼の作った曲を見てみろ」

『The New Yorker』のインタビューでのポールの発言が世に知れ渡った直後、ミック・ジャガーはザ・ローリング・ストーンズの公演で、「今夜はセレブがいっぱい来ている」「ああ、ポール・マッカートニーもだ。彼は僕らに手を貸してくれる予定だ。あとで、ブルースのカヴァーのとき僕らに加わる」と皮肉っていた。

Ako Suzuki

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