ドリーム・シアターのジェイムズ・ラブリエ、マイク・ポートノイとの和解を喜ぶ

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Photo: Rayon Richards

ドリーム・シアターのヴォーカリスト、ジェイムズ・ラブリエは、元メンバー、マイク・ポートノイと話ができるような関係に戻ったことを嬉しく思うそうだ。

◆ジェイムズ・ラブリエ動画

ポートノイは先月、ニューヨークで開かれたドリーム・シアターの公演を観に訪れ、楽屋で元バンド・メイトたちと楽しい時間を過ごしたと報告していた。

ラブリエは、ポートノイとの新しい関係について『Sonic Perspectives』のインタビューでこう語った。「公演の2時間くらい前だったと思う、マネージャーが……。マイクと俺の過去は知ってるだろ。マイクと俺は、『Images And Words』(1992年)や『Awake』(1994年)の時代、目も合わせなかった。それは悲しいことだよ。俺らはその前、親友だったんだ。そして、いくつかの理由から決裂するようになった。細かいことはどうでもいい。俺らはただ、お互いを受け入れがたく思い始めたんだ。とにかく、NY公演の2時間前、マネージャーから“今夜、マイクが来る。彼は君に会いたがっている。関係を修復したがっている”ってテキスト・メッセージが来た。俺は、“NYで大勢の人たちを前にプレイする2時間前に、こんな爆弾を? 冗談だろ?”って答えたよ」

「俺は考えた。嘘のように聞こえるが、俺は散歩に出たんだ。お忍びでニューヨークを歩き回った。歩きながら、考え始め、自分にこう言ったんだ。“もう十分だ。この世界にはヘイトが多過ぎる。もうネガティブなことは十分だ。マイクが俺に会い、関係を修復したいというなら、俺はそれを受け入れるべきだ”とね」

「あの場にはジョン・ペトルーシもいて、彼から“マイクが君に挨拶できるか知りたがってる”って言われた。俺は“公演が終わったら、来るように言ってくれ”って答えたんだ。そして、そうなった。俺ら、話をしたよ。とてもいい、長い会話となった。俺ら、和解しハグして、写真を撮ったんだ」

ラブリエは、「憎しみやネガティブな想いを持ち続けるな。俺らはあまりにも長く、それを持ち続けてしまった。何の役にも立たなかった。分裂を引き起こしただけだ。酷い対立、ダメージだった」と、話している。

2人はその後もテキスト・メッセージのやり取りをしており、ラブリエは「元に戻れて、素晴らしい」「俺はネガティブやヘイトの中ではなく、こういう状態で生きたい」という。


Ako Suzuki

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