候補辞退もロックの殿堂入りが決まったドリー・パートン「謹んで受け入れる」

ドリー・パートンは、彼女の思いと裏腹にロックの殿堂入りすることが決まったが、「謹んでそれを受け入れる」という。
◆ドリー・パートン画像
ドリーは水曜日(5月4日)、今年殿堂入りするミュージシャンの名が発表されると、「私がロックの殿堂入りしたという事実は恐縮するとともに光栄に思う。もちろん、謹んでこれを受け入れるわ。私に投票してくれたみんな、@rockhallの全ての人たちに感謝する。この先も精励し続け、この栄誉に沿うようにする」とつぶやいた。
ただ、『Billboard』誌のインタビューで、セレモニーに出席するかとの質問には「わからない」と答えている。もし、出席することになったら、できる限りハードなスタイルのロックンロール・ソングを歌うつもりだという。
ドリーは今年、初めて候補に挙がった。2月にノミネートが発表された当初は、「本当にひっくり返ったわ。あらゆる意味で、私は自分のことをロックンロールに属しているとは思ったことがない」「自分が殿堂入りするとは思ってないけど、もしそうなったら、すぐに、来年にも素晴らしいロックンロール・アルバムをリリースするわ」とコメントしていたが、そのひと月後、「候補に挙がったのはもの凄く光栄で嬉しく思うけど、私がその資格を得ているとは思えない。私のせいで、投票が割れてほしくない。だから、私は謹んで辞退しなきゃ」との意向を示した。
2022年度はパフォーマー部門では、ドリー、パット・ベネター、デュラン・デュラン、エミネム、ユーリズミックス、ライオネル・リッチー、カーリー・サイモンが殿堂入りする。セレモニーは11月5日にロサンゼルスで開催される。
Ako Suzuki
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