【対談】MSTK × LINDBERG、'90年代サウンドの魅力とライブ共演を語る「そこに中毒性がある」

■MSTKは銀河系になろうと思った
■当日はそういうステージにしたい

──さて、MSTKは6月17日に渋谷WOMBで結成2周年ライブを行うことが決定しています。この公演にはLINDBERGから渡瀬さんと平川さんがゲスト出演されるんですよね？

MASATAKA：はい。MSTKは4月に＜『対バンツアーしてみたvol.1』MSTK vs 松田樹利亜＞で大阪と東京でライブをやって本当に楽しかったし、その直後、LINDBERGさんのライブを観せていただいて、やっぱりカッコいいなと思ったんですよ。さっきも言ったように、そのとき悔しさを感じたんです。それをバネにして、またステージに立てるという喜びがあります。あと、AZの発案なんですけど、「MSTKは銀河系になろう」という話があるんです（笑）。


渡瀬：渋谷系とかロック系とかじゃなくて銀河系？

AZ：はい。サッカーが好き過ぎて、レアルマドリードみたいな銀河系バンドにしたいと思ったんです（笑）。

MASATAKA：メンバー全員が星で、それぞれの役どころがあって、みたいな（笑）。そういうステージにしたいと思っているので、楽しみにしていてほしいです。

AZ：今回のライブは“藤重政孝デビュー28周年アニバーサリー＆MSTK 結成2周年アニバーサリー”のワンマンなんです。MSTKの全てをお見せできると思います。そこにスペシャルゲストとしてLINDBERGのお二人が来てくださる。お客さん全員に楽しんでいただけるよう全力で挑みます。

渡瀬：私達はどうしたらいいの？ 私は歌うの？

MASATAKA：それは今日、これから打ち合わせしたいんですけど、ぜひ歌ってください。これまでZIGGYの森重(樹一)さんや(松田)樹利亜ちゃんとステージ共演させていただいたときは、それぞれの代表曲をセッションしてきたんですね。

渡瀬：達也はギター弾くの？

平川：弾くよ！


MASATAKA：お二人に歌って弾いていただけるわけですから、僕らは今回も間違いなくLINDBERGのお二人から圧を感じるはず。でも、負けないです。負けないというか、お二人のパワーを吸収できることを楽しみにしています。

平川：いやいや、うちらは庶民派バンドだから（笑）。森重君とか、樹利亜ちゃんみたいにロックな感じではないじゃん。子供さんからお年寄りにまで聴いてもらえるといいなというお茶の間バンドだから、カッコつけられないんだよね。そういうバンドだから、気楽にやろうよ。

MASATAKA：まぁ、今ここでいろいろ話すとライブ当日のネタばれになってしまうので、あとは本番のお楽しみということにさせてください。絶対すごいライブになりますから。

取材・文◎村上孝之
撮影◎野村雄治




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