【俺の楽器・私の愛機】951「出会いは失意の中で」

ツイート

【Fender 1965 Stratocaster】(神奈川県川崎市 あおた 37歳)


お茶の水の大きなビルで開催される楽器フェア。事前に告知されるお得なフェアプライスの楽器達を見てワクワクするやつ、みんなやりますよね。そこで出会ったのがこのギター!ではなく、朝から楽器フェアに並んでお目当ての楽器を直前に買われてしまって失意の中お茶の水を彷徨っていたところ、偶然入った楽器屋に鎮座していたのが米国買い付け直後のコイツです。

当時そこまでヴィンテージギターには詳しくなかったけれど、歴戦の数が刻まれつつも程良く赤みの残ったボディとグリーンガード、黒々と輝くハカランダ指板にガッシリネック、何よりも野太く唸るサウンドに完全にヤラレてしまいました。

本当に気に入った楽器って買う時悩まないですよね。試奏して5秒後には脳内MNGシミュレーターフル稼働。

実はこの時車を乗り換えて家も買ってたばかり、その上妻は妊娠中。ヴィンテージギター買うには最悪のタイミング?いや…ある意味最後の滑り込みチャンス!なんとか金策を練って自己資金で一括購入することで妻の理解は得られました。今の高騰具合を見ているとあのタイミングで買っておいて本当に良かった…

最近は前オーナーが弾き込んできた傷に自分のピック傷が重なってより深みのある表情になってきました。これからも遠慮せずガンガン弾いていきたいと思います。

まあ新しい楽器も古い楽器もそれぞれの個性です。良し悪しは弾く人次第。新品の楽器を何年も使い込んで自分だけのストーリーを刻んでゆくも良し、他の人が使い込んだ古い楽器に自分のストーリーを重ねて並走してゆくもヨシ。

ワタシはこのギターを次の人(他人か息子か)に譲るまで自分の歴史を大切に刻んでゆきたいと思います。

↓バンドのMVでもこのギター弾いています







   ◆   ◆   ◆

1965年製ストラトかー。これはいいなあ。スモールヘッドにトランジション・ロゴ、もしかしてLシリアルなのかな。最もロックでぶっといサウンドを出す年式だとも言われますよね。ガシッとしたネックが男気あふれるかんじなんだよなー。それにしてもあおたさんも奇跡的な出会いに恵まれたわけで、羨ましい。ヴィンテージのストラトとの運命的な出会いは100%ありえないなあ。住んでいるヒエラルキーが違うのですれ違うことすら無いもの(泣)。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

●応募フォーム:https://forms.gle/XX72yo6Ph3BwqQHE9

「楽器人の投稿がmusic UP'sに掲載されます」

全国約1,000カ所の音楽関連スポットで、毎月20日に配布中されるフリーマガジン「music UP's」にて、楽器人の特集を掲載、【俺の楽器・私の愛機】で紹介された投稿の中からあなたの愛機をご紹介させていただきます。

※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。

引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。

◆【俺の楽器・私の愛機】まとめページ
この記事をツイート

この記事の関連情報