ジョン・コラビ「ミック・マーズ本人の声明が出るまで、モトリー・クルーの言い分は信じない」

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元モトリー・クルーのヴォーカリスト、ジョン・コラビは、ギタリストのミック・マーズがモトリー・クルーのツアー活動から離脱した理由が信じられないそうだ。

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マーズの代理人は10月終わり、「ミックは強直性脊椎炎(A.S.)との苦しい闘いが継続しているため、これ以上、バンドとツアーを行うことはできない。このバンドのメンバーであり続けるが、もう過酷なツアーには対処できない」と発表し、モトリー・クルーのメンバー達はその後、「我々は、健康面の課題によりこのバンドから引退するとのミックの決断を受け入れる。我々は、ミックが長年、強直性脊椎炎に対処しているのを見てきた。彼は常に、最大限の勇気と品位を持ち、それを成し遂げていた。“もうたくさんだ”と言うのは、勇気の最たるものである」との声明を出し、2023年のツアーには彼の代わりにジョン5が参加すると告知していた。

『Life In The Stocks』ポッドキャストにゲスト出演したコラビは、これに対し何か意見はあるかと問われると、こう答えた。「ああ、あるよ。これは言っとく。俺はジョン(5)のことも知っている。彼は素晴らしい。いくら叫んでも足りないくらいだ。優れたギタリストでとてもいい奴だ。でも、俺はミック(本人)からの声明を聞くまで判断しかねる。あの声明は、モトリーと彼ら側の人間たちがまとめたものだ。彼らの言っていることが信じられるのか、俺にはわからない」

「俺は、ミックがモトリーを去る理由が完全には信じられないんだ。彼がモトリーを去ったのかさえ、わからない。俺は、彼は出て行くよう言われたんじゃないかと思ってる。なぜなら、俺が覚えている限り……『Generation Swine』を作っているとき、彼らは、彼のギター演奏に文句言ってた。それ以降のアルバムを見ればわかる……。『Swine』のギターの大半は俺だ。それが、俺が彼らを訴えた理由の一つだ。彼らはミックの文句ばかり言ってた。彼が『New Tattoo』(2000年)でプレイしているのかどうか、俺は知らない。でも、『Red, White & Crue』(2005年)ではDJアシュバだったのは知っている。『Saints Of Los Angeles』(2008年)はDJアシュバで、『The Dirt』(2019年)ではジョン5だった」

「俺は誤解しているかもしれない。だから、まだ広めるな。でも、俺はミックの応答を待つって言ってるんだ。俺らが聞いたのは、モトリーと彼らのマネージメントからの言い分だ」

コラビはマーズのツアー引退の発表があって以降、彼と連絡を取ろうとしているが返事はなく、彼の妻から「彼は元気」と、いつもとは異なる言い回しの返信があったのみだという。「彼は恥ずかしく思っているのかもしれないし、もしかしたら……誰にもわからないよな。もしかしたら、彼は怒っているのかもしれない。誰にも何も言うなと言われているのかもしれない。訴訟があるのかもな。俺は知らないよ。でも、彼らがどういう手を取るかは知ってる」「個人的には、俺はあの声明を全く信用していない」との持論を展開した。

モトリー・クルーは、ジョン5を迎えた新ラインナップで2月から新ツアーを開催する。



Ako Suzuki

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