オジー・オズボーン、インタビューで尋ねられるのが最も嫌な質問

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Photo: Ross Halfin

長年インタビューに応じてきたオジー・オズボーンが、最も嫌っている質問は、コウモリに関することだという。

『Billboard』のインタビューで「尋ねられるのが最も嫌な質問は?」と問われたオジーは、こう答えた。「“コウモリはどんな味がする?”だ。いい加減にしてくれって感じだ」

オジーは1982年1月20日、米アイオワ州デモインで開いた公演で、客席から投げつけられたコウモリに食いついた。以来40年が経つが、コウモリに関する質問は、依然ところどころで飛び出すようだ。

オジー伝説の一つだが、オジーは2005年、意図してコウモリの頭を食いちぎったわけではないと話している。「ファンがステージに投げたんだが、俺はおもちゃだと思ったんだ。(コウモリは)ライトに呆然としてたんだろうな。俺が拾い上げたときは死んでるように見えた。だから冗談で口に入れたんだ。そしたら羽が動きだしたから、急いで口から離そうとしたんだ。そしたら、頭を食いちぎっちまったんだよ」

また、訊かれるのは嫌かもしれないが、本人がネタにすることも……。オジーは2019年には、「俺がファッキング・コウモリの頭を食いちぎってから、今日で37周年を迎えた!」と、頭の部分が取り外せるコウモリ人形を発売した。

翌年には『Los Angeles Daily News』のインタビューで、どのように自分のことを覚えていてほしいかと問われると、「そう望んでいるわけではないが、俺は“コウモリの頭を食いちぎった男”になることはわかってる。それが、俺の墓碑銘になるんだろう。“オジー・オズボーン、ここに眠る…彼はちょっといいことをした…”とはならないよ。“コウモリに噛みついた狂人”になる。そんなこと……俺にはどうでもいい」と答えていた。

Ako Suzuki

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