【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「レスポール」

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“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そうなの?的なものから、世界の民族楽器まで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第95回のお題は「レスポール」です。

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(C)Mikkel Bech / Unsplash

レスポールは、ギブソンが1952年から製造・販売を行っているエレクトリック・ギターで、米ジャズ・ギタリストのレス・ポールと共同開発をしたアーティスト・モデル。ネックが太く、重量が重く、ピックアップに高出力な“ハムバッカー”タイプを多く採用しており、音が太いことも特徴である。

スタンダード、カスタムの2種類が基本モデルであるが、他にもスペシャル、ジュニア、デラックス、スタジオ、クラシックなど多くの派生モデルが存在する。

■「レスポール・スタンダード」
1952年当初は金色の塗装から“ゴールドトップ”と呼ばれ、1958年のサンバースト・モデルの登場を機に以前のゴールドトップモデルと区別するために「レスポール・スタンダード」と命名された。

■「レスポール・カスタム」
上級機種として登場、希少なエボニー材の指板に高級感のある塗装やバインディング、ゴールドの金属パーツやヘッドのスプリット・ダイヤモンド・インレイなど豪華なルックスが特徴。

■「レスポール・ジュニア/スペシャル」
「ジュニア」は入門用として1954年に発売、ピックアップはドッグイヤーのP-90がひとつのみで、コントロールもトーンとボリュームだけで軽く、扱いやすいとされるモデル。その上位機種でソープバータイプのP-90を2基搭載し、2ボリューム2トーン仕様の「スペシャル」も。

■「レスポール・スタジオ」
1983年から登場し、スタジオミュージシャン向けのスタンダードモデルからバインディングなどの装飾をなくし、コストパフォーマンスに優れたモデル。

■「レスポール・クラシック」
1990年に生産が開始されたレスポール・スタンダード1960年モデルのリイシュー版。製造年によっては従来のスタンダード同様、ボディのマホガニー部にウェイト・リリーフ・ホールと呼ばれる9つの穴が空けられており、軽量化が計られている。

なお、ギブソンの登録商標であり、公式に「レスポール」としてこのモデルを販売しているのはギブソンおよび傘下のエピフォンのみだが、複数のメーカーから「レスポールタイプ」として同形のコピー商品が販売されている。

文・編集部




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