フレディ・マーキュリー、「モンゴリアン・ラプソディ」とのタイトルも考えていた?

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フレディ・マーキュリーの友人、メアリー・オースティンがフレディの死後、譲り受けた彼の遺品の中に「Bohemian Rhapsody」の手書きの歌詞があり、それによると、フレディは「Mongolian Rhapsody」とのタイトルも候補に挙げていたらしい。

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これは、ブリティッシュ・ミッドランド航空(2012年に運航停止)のメモ帳に走り書きされた初期段階の歌詞で、“ファンダンゴ”“フィガロ”“サンダーボルト・アンド・ライトニング”“ベラドナ”など、フレディが様々な言葉を挙げ、試行錯誤していた様子がうかがえるという。

“Mongolian”は線で消され、“Bohemian”に差し替えられているそうだ。『The New York Times』がクイーンの専門家数人に尋ねたところ、これに関しては誰も知らなかったという。

メアリー・オースティンは、フレディが彼女に遺したものを30年以上大切にしてきたが、「身辺を整理する必要がある。私の人生におけるとても特別なチャプターを閉じるという難しい決断を下すときが来た」と、個人的なプレゼントやふたりの写真を除き、それらを手放すことにした。

9月にロンドンでオークションが開かれ、1,500ほどのアイテムが出品される。オークションを主催するサザビーズは、15ページにわたり綴られている「Bohemian Rhapsody」の初期の歌詞は80万~120万ポンド(約1億3,890万~2億800万円)で落札されるのではないかと推測している。



Ako Suzuki

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