【俺の楽器・私の愛機】1373「ギターの増える生活って良いですね」

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【シャーベルDK-085-SSH】(青森県 しげ 53歳)


こんにちは。以前379の「決めてはネイビー」のしげです。テレキャス買って暫くすると、大して弾けもしないのに、ギター欲しい欲しい病が発症しちゃいました。

それ以来、毎日デジマートを見る日々。欲しいギターを見つけたときは、よくある金欠。また、資金があってもそのときには欲しいギターは無い。そんな日々を2年過ごしましたが、実家の事や色んな事が重なり5月一杯で退職し、青森へ戻りました。

実家に戻って3日後、近くのショッピングモールへ行きました。複数ある出入り口のなか、たまたま入った出入り口の近くに『津軽ギター』の札が。津軽塗りのギターを展示してるのかと思い、引き寄せられる様に行くと中古ギターの販売でした。(その後店主から話を聴き、過去にヨーロッパの某有名ブランドから依頼があり、津軽塗りのギターを納めたとの事。そのギターの写真も見せて頂きました。)

展示されてるギターの中で、一際目立つ白のコンコルドヘッドのシャーベルがありました。更にソフトケースや説明書・レンチ等の付属品までも。(実はテレキャスを買う前にシャーベルも調べましたが、中々手が出せない額でしたので、候補から外れました、)

以前のオーナーは買って1年位弾き、その後弾かず、ずっとケースの中に入れてたので色は当時のままで傷は殆ど無し。しかも店主の調整で音もバッチリ。

また、そのオーナーは女性で、フライングVも所有してると聞き、店主にその方の歳は40代~50代かと聞くと、多分そうとの事(そのフライングVの写真も見せて頂きました)。そういえばシャーベルのギターは、THE ALFEEの高見沢さんが1986年に赤いボディに黒のビニールテープを貼った物を使ってたし、フライングVも当然使ってた。

私確信しました。以前のオーナーはTHE ALFEEの高見沢俊彦さんのファンだと!でなければ女性がシャーベルギター&フライングVを所有するなんてあり得ない!!アル中歴38年の私は勝手にそう思っております!!!

来週違うショッピングモールで打ち合わせがある事を聞き、その時までこのギターがあったら私に縁があると思い、かなり前向きな購入の意思を店主に伝えました。

6月の給料日、前月馬車馬の如く働らかされましたが、おかげで最後の給料は予想以上。実家住まいだから家賃を払う必要も無い。家賃という足枷が外れ、それをそのままギター代に充てられる。

購入の前日、店主に連絡するとシャーベルのギターはまだあるとの事。はい、決定です。翌日の午前中、ニヤニヤしながら自転車に乗って迎えに行きました。

ギター本体の状態や音を確認し、支払いのため金額を聴いたら、前に聴いたときよりも安い。いやいやおかしいでしょ。中古だから新品よりは安いですけど、そこから更に値下げするなんて。最初に聴いた金額を払うと言ってもこの金額で良いと言い、この金額で記入した領収書も用意しちゃってるし・・・。何度ももう少し払いますと言ってもこの金額でと。良い人&人が良いが同居してる店主。

幸い転職活動も上手く行き、このギターはめでたく退職祝い・実家戻り祝い・転職祝いとなりました。白は経年変化が目立つ色ですが、それも魅力の一つ。このままの白かそれとも?

6月一杯は有給消化なので、ギターを持ちながら&見ながらビールを飲む毎日です。





   ◆   ◆   ◆

お祝いごとが重なって、その記念のギターもお安く手に入るという嬉しいサプライズ。頑張ってきたことへの神様からのささやかなプレゼントということですね。節目節目に訪れるギターというのは、きっとその人の人生を祝い、生き様を象徴するような1本でしょうから、色はネイビーが好きでも純白のディンキーがやってきたというのは、清廉潔白に生きてきた証なのかもしれません。素敵な人生には素敵なギターが寄り添うってことなのかな。私もそうありたい。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7

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全国約1,000カ所の音楽関連スポットで、毎月20日に配布されるフリーマガジン「music UP's」にて、楽器人の特集を掲載、【俺の楽器・私の愛機】で紹介された投稿の中からあなたの愛機をご紹介させていただきます。

※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。

引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。

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