【速レポ】<中津川ソーラー>HEY-SMITH、「思ったことが全部伝わるしお前たちの気持ちも届いてます」

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ライブ開始の20分ほど前からRevolution STAGEの芝生を埋め尽くしていたオーディエンスへ向けて猪狩秀平(G, Vo)がメロイックサインを突き立てれば、そこら中から大歓声とハンズクラップが響き渡る。そんな光景が目の前に広がっているのだから、燃えないわけがない。その期待感を喰らい、瞬時に戦闘モードへ切り替えて助走ゼロで突進できるのがHEY-SMITHというバンドに他ならないのだ。

◆ライブ写真

まずはYUJI(B, Vo)のまっすぐ刺さる歌声、荒ぶる猪狩のコーラスでみなぎっていることがありありと伝わってきた「Dandadan」で口火を切った彼らは、らしさ満点のブッコミ具合。いつでもギリギリを踏み越えてきたバンドはやはり強い。かなす(Tb)やイイカワケン(Tp)のちょっと手を挙げる程度の仕草すら風格を感じさせるし、全身を震わせる満(Sax)は問答無用の起爆剤。そんなフロント陣を支えるTask-n(Dr)もプレイも頼もしい。


ついてこいよ、何なら追い抜いてみせろと突きつけられるような疾走するビートを誇る「I'm In Dream」、「やるなら完全燃焼でいくぞ!」と猪狩が叫び、エグいリフに抜けのいいホーンがマッチングさせた「Be The One」で客席エリアは普段なら通報されるぐらいの様相となり、彼らの熱とスタンスが会場の隅々まで染み込んでいく。


そして、妖艶なスカナンバー「Fellowship Anthem」を放った後、様々な年齢層が集う<中津川 THE SOLAR BUDOKAN>という場所を踏まえ、お互いに助け合い怪我人がひとりも出ないように、とオーディエンスへ投げかけた猪狩。「水を差すようで悪いけど」とも猪狩は口にしていたが、傍若無人な振る舞いがパンクロックではなく、そこにはマナーと思いやりが必要なんだと提示したことに共感した人も多かったに違いない。


そこから一気にスイッチを入れ、襲いかかるように「Endless Sorrow」、鮮烈なリフも印象的な「Download Me If You Can」、踊り狂えと投げつけた「Over」と強烈なナンバーを矢継ぎ早にプレイし、そこから一転、全員にラブソングを、と愛情が沁みる「The First Love Song」、グッドメロディーが胸を締めつける「Don't Worry My Friend」を鳴らせるあたりがこれだけの支持を彼らが勝ち取ってる所以だろう。決して一本調子ではないし、音楽的な懐も深い。それを証明するように、11月にリリースするニューアルバムから渋いムードも漂うインストのダンスナンバー「Into The Soul」、ダンスミュージック的曲構成で歌がないサビで踊らせまくる「Inside Of Me」をドロップしていったのも見事だった。


ここで改めてオーディエンスへ感謝を伝えてから微炭酸的爽快さがたまらない「Summer Breeze」、フロントに位置する5人がステージ中央を向き、心をひとつにしてから奏でた「Truth Inside」で珠玉の泣きメロを響かせ、グッとムードを盛り上げてからのラストスパートも痛快。まだまだイケるだろ、と「We sing our song」、 「もっともっと自由に、もっともっと自分らしくいけー!」との猪狩のアジテートを受け、オーディエンスもエネルギーを振り絞って大ジャンプを決めた「Let It Punk」から、ラストはすべてをかき回して混沌とさせる「Come back my dog」を突きつける。サークルモッシュなのか、正面衝突なのか、もう訳がわからない狂騒が見渡す限り繰り広げられていたのだ。


「やっぱ、最高やな。思ったことが全部伝わるし、お前たちの気持ちも届いてます」、ライブ中に猪狩がそう語ったように、HEY-SMITHとオーディエンスが生み出した光景は最強にカオスで最高にハッピーだった。

取材・文◎ヤコウリュウジ
撮影◎柴田恵理

■セットリスト

1. Dandadan
2. I'm In Dream
3. Be The One
4. Fellowship Anthem
5. Endless Sorrow
6. Download Me If You Can
7. Over
8. The First Love Song
9. Don't Worry My Friend
10. Into The Soul
11. Inside Of Me
12. Summer Breeze
13. Truth Inside
14. We sing our song
15. Let It Punk
16. Come back my dog

■<中津川THE SOLAR BUDOKAN 2023>



9月23日(土) 岐阜県中津川公園内特設ステージ
9月24日(日) 岐阜県中津川公園内特設ステージ
open10:00 / start11:00 ※予定
岐阜県中津川市茄子川1683-797
▼出演
【9月23日(土)】androp / BREIMEN / Caravan / 地球三兄弟(YO-KING / 桜井秀俊 / 奥田民生) / DURAN / HEY-SMITH / HY / 韻シスト / いとうせいこう is the poet / JUN SKY WALKER(S) / 清春 / Major in Body Bear (from台湾) / NakamuraEmi / OAU / PLECTRUM / ROCKIN’ QUARTET (大木伸夫, ホリエアツシ, 村松拓, TOSHI-LOW, 内澤崇仁) / ROCK’N’ROLL GYPSIES (花田裕之, 下山淳, 池畑潤二, 市川勝也) / SOIL&“PIMP”SESSIONS / 10-FEET / 打首獄門同好会 / うじきつよし / ヤバイTシャツ屋さん / DUCK HOUSE / DUCK HOUSE
【Village Of illusion】ermhoi / Kaoru Inoue / DJ KENTARO / 武藤昭平 with ウエノコウジ / OBRIGARRD / Rei / TOMOYUKI TANAKA (FPM)
【9月24日(土)】シアターブルック w/ 河村隆一 / ACIDMAN / a flood of circle / the band apart / ComplianS+Afro Begue (佐藤タイジ, KenKen, Omar Gaindefall, 津田悠佑, 佐々木俊之, Naoto) / FIVE NEW OLD / FLYING KIDS / 吉川晃司 / 木村カエラ / LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS / STOCKMAN / NONA REEVES / Nothing’s Carved In Stone / Nulbarich / 奥田民生 Solar Session / Omoinotake / Original Love / リーガルリリー / サンボマスター / ストレイテナー / 土岐麻子 feat. 堀込泰行 / うじきつよし

▼チケット
・2日通し入場券 15,900円
・9月23日(土) 入場券 9,800円
・9月24日(日) 入場券 9,800円

【各プレイガイド】
▼イープラス
https://eplus.jp/ntsb23/
▼チケットぴあ
https://w.pia.jp/t/solarbudokan-23/
Pコード:2日通し入場券:780-841 / 1日入場券:248-631
▼ローチケ
https://l-tike.com/solarbudokan/
Lコード:42780
▼サンデーチケットセンター
https://www.sundayfolk.com/go/ntsb2023/
▼プレイガイドぎふ
https://www.cnplayguide.com/gifu-np/
※キャンプ券・駐車場券はイープラスのみ受付

【往復シャトルバス乗車電子チケット】
中津川駅(にぎわい広場)⇆ 会場(中津川公園)
http://solarbudokan.com/2023/access/index.html#sec-4
【フード&フリマ出店】
http://solarbudokan.com/2023/area/shop/
【オフィシャルグッズ】
http://solarbudokan.com/2023/goods/
【公式アプリ】
アーティストの出演日程やタイムテーブルに加え、プレイリストを試聴できるなどの機能を搭載
・iOSアプリ:https://apps.apple.com/us/app/id1466179992
・androidアプリ:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.eplus.solarfes

主催:中津川 THE SOLAR BUDOKAN 実行委員会



■“こどもソーラーブドウカン2023”コンテンツ紹介

【うじキングダム こどもパレード】※協力:株式会社ヤイリギター

▲うじキングダム こどもパレード


▲内澤崇仁(androp)
今年もこどもソーラーブドウカン国王にうじきつよしが就任。「うじキングダム こどもパレード」と題して、ギター&パーカッション教室とパレードを実施。うじきつよし&内澤崇仁(androp)共作によるこどもソーラーブドウカンテーマソングでパレードを行う。
出演:うじきつよし、内澤崇仁(androp)、辻コースケ、伊地知潔(ASIAN KUNG-FU GENERATION / PHONO TONES)…and more

【HY HeartY Village@こどもソーラーブドウカン】

▲HY HeartY Village
HYのメンバーと一緒に自然の物や身の回りの物を少し工夫して、楽しい楽器を作ります。作った楽器でHYとセッションも。
※申し込み方法など詳細は後日発表

【ドラムであそぼう】※協力:パール楽器製造株式会社

▲こどもドラム教室
ドラムの老舗メーカー パール楽器協力、キッズドラムセットが登場。ドラムを叩いたことがない初心者も大歓迎。ASIAN KUNG-FU GENERATIONのドラマー伊地知潔が先生として登場する『こどもドラム教室』も開催する。

【水素で動かせ!ミライのクルマ実験教室】※協力:トヨタ自動車株式会社
未来のエネルギー水素の特長を「作る」「貯める・運ぶ」「使う」の3つのシーンで学び、みんなで実際に水素を作る実験をします。作った水素で燃料電池自動車「MIRAI」の模型を走らせてみよう。

【RAV4で快適キャンプ体験】※協力:トヨタ自動車株式会社 ✕ KEEN

▲伊地知潔(ASIAN KUNG-FU GENERATION / PHONO TONES)


▲NAOTO
TOYOTA RAV4の給電を使って快適キャンプ体験を楽しむ。人気ブランド「DOD」、アウトドア・フットウェアブランド「KEEN」がキャンプギアを提供する。TOYOTA RAV4の給電と調理家電を使用した『キャンプ料理教室』も開催。
出演:伊地知潔(ASIAN KUNG-FU GENERATION / PHONO TONES) ✕ NAOTO(Violinist)

【みんなで作る「太陽のステージ」】※画家 近藤康平 ✕ 木こりの熊さん 監修

▲木こりの熊さん
木を切る・画を描く、何をやっても自由。こども自身が作りたいアート作品を画家 近藤康平と木こりの熊さんが一緒に制作。出来上がった作品は、こどもソーラーブドウカンのメインステージ「太陽のステージ」の装飾として取り付けられていく。2日間でどんなステージが出来るのか? 誰もわからない。進化する「太陽のステージ」は必見。

【TOYOTA こどもソーラー食堂 BY 伊地知潔】

▲水素で動くFCキッチンカ
料理研究家としても活躍するドラマー伊地知潔(ASIAN KUNG-FU GENERATION / PHONO TONES)が、キャンプでこどもも楽しめる簡単レシピを考案。こどもソーラーブドウカンで料理教室を行う。水素で動くFCキッチンカーを使った「TOYOTA こどもソーラー食堂」が登場。伊地知潔監修によるキャンプでこどもも楽しめる簡単料理を限定無料配布決定。

【中津川少年少女合唱団 SOLAR CHILDREN スペシャルステージ】

▲中津川少年少女合唱団
幼稚園年中から中学3年生までのこども達によって美しいハーモニーを響かせる『中津川少年少女合唱団』が、昨年に続き今年も登場!結成から22年を誇る合唱団のOBも参加する『中津川少年少女合唱団 SOLAR CHILDREN スペシャルステージ』をどうぞお楽しみに。

【Moving eによる「こどもソーラーブドウカン」への電力供給】

▲Moving e
水素から電気を生み出すMoving eを使って、こどもソーラーぶどうかんエリアへ電力を供給。Moving eは大容量水素を搭載する燃料電池バスと、可搬型外部給電器・可搬型バッテリーを組み合わせたシステムで、電力供給量は最大約490kWh。

■クラウドファンディング“ソーラーサポートプロジェクト”


▼受付サイト
クラウドファンディングサービス“Fanpla Action”
https://action.fanpla.jp/tsb2023
▼参加受付期間
9月5日(火)19:00~9月30日(土)23:59
※印の下記コースはリターン品発送の都合上、9月13日(水)23:59まで
▼サポートコース一覧
・ソーラーサポーター コース:1,000円(税込)
・エコバッグ コース(※):2,500円(税込)
・もみ殻リユースカップ コース(※):3,000円(税込)
・Tシャツ コース(※):4,500円(税込)
・サイン入りTシャツ コース(※):10,000円(税込)
・バックステージツアー コース(※):10,000円(税込)
・アフタートーク コース(※):10,000円(税込)
▼サイン入りTシャツ参加アーティスト(順不同)
・LOW IQ 01
・a flood of circle
・JUN SKY WALKER(S)
・the band apart
・NONA REEVES
・Omoinotake
・土岐麻子 with 堀込泰行
・Nothing's Carved In Stone
・ストレイテナー
・androp
・佐藤タイジ


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