【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「スプラッシュシンバル」

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“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そうなの?的なものから、世界の民族楽器まで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第124回のお題は「スプラッシュシンバル」です。

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Photo by Brad Stallcup on StockSnap

スプラッシュシンバルは、ドラムセットやパーカッションセットの一部として使用されるシンバルの一種。通常、小型で薄いシンバルで、主に短い、明るい、シャープなサウンドを生成する。スプラッシュシンバルは、名前の通り、短いダイナミックな“スプラッシュ”サウンドが発生する。

スプラッシュシンバルは一般的に8インチから12インチ程度の小さなサイズで、ほかのシンバルに比べて薄く作られている。形状は通常、円形であり、エッジが整っていることが一般的だ。

サウンドは非常に短く、速いディケイを持ち、高音域で鮮やかで明るい音色が特徴。そのため、瞬間的なアクセントやエフェクトを加えるのに適していると言える。

スプラッシュシンバルは、特定のリフやフィルでのアクセント、トランジション、または効果的なリズムの中で使用されることが一般的だ。ドラマチックな効果を追加したり、柔軟性を高めるために使用されることが多い。

ドラムセット上での配置は、通常、他のシンバルに比べて高い位置にあり、例えばタムの上に配置されることがある。これにより、演奏者はほかのシンバルとのコンビネーションで効果的なサウンドを生み出すことができる。

スプラッシュシンバルは、ジャズ、フュージョン、ロック、ポップ、およびほかのさまざまな音楽ジャンルで使用され、その特有のサウンドが曲に特別な味わいを与えると言えるだろう。

文・編集部


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