【ライヴレポート】Nicori Light Tours、現体制ラストステージ「それぞれの人生を歩んでいきましょう」

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Nicori Light Toursが1月13日、東京・SHIBUYA CLUB QUATTROにて現体制でのラストライヴ<Nicori Light Tours LIVE TOUR 2024“Departure”>を開催した。同公演のオフィシャルレポートをお届けしたい。

◆Nicori Light Tours 画像

Nicori Light Toursは、Janne Da Arcの元メンバーであるyou(G)とkiyo(Key)の2人に、ハイトーンボイスが魅力のɑyumu(Vo)、甘いマスクと甘い歌声のko-heiといった異なるキャラクターを持つツインヴォーカルを迎えたロックバンドだ。1月末をもってKo-heiが脱退することが発表されたのが2023年11月22日のこと。この夜が現体制での最後のステージとなる。





デビューライヴも雨だったそうだが、東京に初雪が降ったこの日、ステージはko-heiの雄叫びからスタートした。序盤からの激しい楽曲にヒートアップした会場が大きな歓声で応える。

「やっぱりいなくなるのは寂しいから、応援したくなくなった」──you

とyouが拗ねたような表情を見せると会場からは笑いが。また、ko-heiと共にメンバーとなったɑyumuからはホロリとするメッセージが寄せられた。

「どんな時でもko-heiがそばにいてくれたから乗り越えられました。ko-heiがいなくなるのは寂しいですが、これからもずっと仲間だと思っています。だからずっと応援しています」──ɑyumu

そして、ko-heiがNicori Light Tours加入前の気持ちを綴った楽曲「東京」では、これまでの想いを込めるかのような歌を響かせた。




ko-heiが考えたというセットリストは、シングルチューンやアルバム収録曲などアンコールを含む全18曲で構成されたもの。本編ラストとなったナンバーを前にko-heiはこう語った。

「旅立ち。なにも悲しいことはありません。ここからNicori Light Tours、そして僕、そして皆さん、それぞれの人生を歩んでいきましょう。Nicori(ニコリ)=笑顔、Light=希望の光。これを絶やさず2年半やってきたと思っております。これからも僕たちそれぞれその想いでやっていきますので、応援よろしくお願いします」

本編ラストはkiyoを中心に作曲された「Departure」。出発や旅立ちを意味する新曲でko-heiに贈られた形だ。




アンコールはNicori Light Toursらしく、明るくアップテンポな「Welcome to the Destiny」でタオルを振り回し、ラストナンバーとしてデビュー曲「蜃気楼Girl」をライヴ本編に続いて再披露して<Nicori Light Tours LIVE TOUR 2024“Departure”>が終了した。名残惜しさを含みつつも、会場の大きな拍手と笑顔がメンバーの新たなスタートを祝福していたようだ。

(c) 2024 Zest, Inc.

■<Nicori Light Tours LIVE TOUR 2024“Departure”>1月13日(土)@東京・SHIBUYA CLUB QUATTROセットリスト

01. Mr.JIVE
02. unknown
03. パラサイター
04. DATSU!!!
05. Re Do
06. ヒーローの正偽
07. 東京
08. またね
09. コマンド疑似恋愛
10. カリスマメイカー
11. ごじゅうおんの終着。
12. 砂漠の果実
13. 蜃気楼Girl
14. サイハテ
15. The Brand New World Destiny
16. Departure (新曲)
encore
en1. Welcome to the Destiny
en2. 蜃気楼Girl

ライブ:16:30 / 17:00
トークライブ&撮影会:19:30 / 20:00
Nicori Light Tours:αyumu(Vo)、ko-hei(Vo)、you(G)、kiyo(Key)
Support Member:高井 淳(B)、北村 望(Dr)

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