【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「トーキングドラム」

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“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そうなの?的なものから、世界の民族楽器まで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第137回のお題は「トーキングドラム」です。

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トーキングドラムは、伝統的な西アフリカの楽器であり、特に西アフリカの民族音楽やパーカッションの演奏で広く使われる。トーキングドラムは、木製のシェルに動物の皮を張ったもので、通常は縦に振り上げて演奏する。

トーキングドラムの特徴的な点は、音色とリズムを使って言葉やフレーズを模倣することができること。これにより、トーキングドラム奏者は特定のコミュニケーション手段として楽器を使用し、伝統的な会話やメッセージの伝達に使われることがある。演奏者は、さまざまなリズムやパターンを使って、特定のメロディや会話を表現することができる。

トーキングドラムは、ガーナ、ナイジェリア、コートジボワールなどの西アフリカの国々で特によく知られているが、伝統的には、特定の文化や地域に固有のパターンやメロディがあり、近年では世界各地のミュージシャンがこの楽器を取り入れて新しい音楽表現を生み出している。

文・編集部

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