GLAAD(名誉毀損に抗議する同姓愛者連盟)が「ゲイたたき」のEminemをたたく

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 名誉毀損に抗議するゲイ・レズビアン連盟GLAADはヒットチャートを賑わしているラッパーEminemをゲイたたきで告訴する声明を出した。それによると、ニューアルバム『The Marshall Mathers LP』の歌詞はレズビアンとゲイをはじめとする多くの団体に対して暴力的かつ否定的な内容の言葉が多く含まれていると訴えている。

GLAADは証拠として次のような内容の歌詞を挙げ、アルバムは暴力と冒涜に満ちていると非難した。

「てめえらホモ野郎はひどい奴らだ/とっ捕まえて首元にナイフを突きつけるまで止めねえだろう、その時になって吠え面かくなよ」
「俺の言葉はぎざぎざの剣のよう/ホモだろうがレズだろうが脳天ぶっ刺してやるぜ」
また、別のところで、「ホモは嫌いか?」とEninemが聞き、「答えはイエスだ」と返答する場面がある。

GLAADはEminemの所属レーベルInterscope Recordsを「暴力と憎悪を助長し、名誉毀損にあたる内容の製品を制作販売した」とし、責任を追求する構えだ。
また、Eminemの曲は男性若年層を市場としたものであり「統計的に憎悪犯罪の発生率が高い」世代であると指摘した。

連盟はInterscopeに「制作物と所属アーティストの水準を上げるよう」要請した。それで、Eminemのほうだが、GLAADによると、彼は「このような無分別さが人を差別や残虐行為、死に至るものへと駆り立てる」ことをよく肝に銘じておかなければならないとのことだ。

Interscope Recordsにコメントを求めたが回答は得られなかった。だが、「The Real Slim Shady」の歌詞にはEminemの同性愛者に対するある程度の容認が見られないこともない。

「動物の死体や鹿と一発ヤレるなら、男と男がベッドを共にすることもあるだろう」

『The Marshall Mathers LP』は今週のアルバム売り上げチャート初登場第1位となている。売り上げは170万枚を越えた。

記:Neal Weiss、ロサンゼルス
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