レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、民主党大会でのライヴ直後に暴動騒ぎ

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 8月14日(月)夜、(米国)民主党大会の会場であるロスアンジェルスのStaples Center近くでRage Against The Machineのライヴが行われた(ロンチ・ジャパン8/15付ニュース参照)直後、一部のデモ参加者が暴徒と化し、ロスアンジェルス警察と衝突した。警察によると、この騒動で4人が怪我を負い、6人が逮捕された。

 警察の広報官によれば、Rageが40分のライヴを終え、ロスアンジェルス出身のOzomatliがステージに上がった後、一部の群衆が暴れ始めた為に、425名以上の警官隊により群衆を解散させることにしたという。

「コンサートの最中に、一部の人間が、石やボトル、金属パイプ等を警官やその場にいた市民に向かい投げつける等の暴力的な違法行為を行い始めた」とロサンゼルス警察のメディア担当官であるHorace Frank警 部補がLAUNCHに語った。「フェンスをよじ登り始めた者もいた為、その場にいる人達の安全を図り、事態がより大きくなるのを防ぐ為にも早急に群衆の解散措置を取った。群衆には解散する時間が与えられ、そして、一部の人間の違法犯罪行為が明らかにエスカレートしてきた為、治安を守り、秩序を回復させる為に手早く警官隊が導入された」

 L.A.Times紙の報道によると、警察隊は威嚇行動を起こす前に、群衆に対し、その場から立ち去るよう15分間の時間を与えた。群衆の中にいてゴム弾等の攻撃を受けた人の中にはL.A.Times紙の記者や(Rageのライヴ許可取得に協力した)ACLU(米国自由人権協会)の弁護士であるCarol Sobel、11歳の少年やホームレス運動家等が含まれていた。

「報告されているのは、軽い怪我を負った者4名と人波の中で倒れた等の2名。それに衝撃弾に当たったというのが2名ほどです」とFrankはLAUNCHに語った。

「逮捕者は6名」と付け加えた。「内5名は警察の命令に従わなかった為、もう1名は凶器による暴行です」

記:Darren Davis
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