服役中のDeath Row Records社長、Suge Knightが死刑囚のための基金を設置

ツイート
壁の向こうに入っているDeath Row Recordsの社長、Marion "Suge" Knightは、死刑囚の上訴手続きの援助を行なうことを決めた。Knightはそのための基金、Death Row Prisoner Appeal Fundを設置し、Death Row Recordsから10月3日に米国発売されるコンピレーションアルバム『Too Gangsta For The Radio』の収益をこれにあてる。

レーベルの発表によると、Knightは毎年「連邦管轄下および州管轄下の各1名に対し、上訴のための弁護士獲得およびその費用の援助、そして上訴手続きの支援を行なう」という。

Knightは現在、保釈規定違反で懲役9年の判決を受け、'96年よりカリフォルニア州刑務所に服役中である。彼は、米国司法制度の判決の仕組みを身をもって体験したことで、死刑判決を受けた囚人の救命のために金銭的援助の手段を作ろうと考えた。

『Too Gangsta For Radio』には、Ruff Ryders、Treach、Crooked I、Above The Law、Scarface等の曲が収録されている。また、2Pacの未発表曲2曲も収録されており、アルバムからの初シングルは「Thug Nature」となる。

記:Janine Coveney、ロサンゼルス
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス