エミネムのカナダ入国が審査の末に認められる

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Eminemのカナダ入国の可否がカナダの市民権・移民省により審査されていたが、晴れて入国許可が下りた。Eminemは、10月26日に行なわれる“Anger Management”ツアーのカナダ公演のために入国を予定していたが、オンタリオ州法務長官のJim Flahertyはカナダ連邦移民局に対し、Eminemが人種憎悪犯罪(Hate Crime)法に触れていないか調査し、違反している場合は入国を拒否するように要請していた。Eminemは、午後3時頃に審査を受け、入国に問題はないと判断された。

カナダ市民権・移民省の広報官、Cathy WesleyがLAUNCHに話をしてくれた。
「個人の審査に関しては移民法は明確だ。もし、その個人が犯罪で有罪判決を受けていれば、カナダへの入国は拒否する。しかし、憎悪のこもった歌詞を歌うアーティストの入国を拒否するカナダの法律はない」

Wesleyは、Eminemは人種憎悪法を犯した経歴もないと付け加えた。
「カナダへの入国者の審査は、移民法と刑法に沿って該当者の状況、入国目的および過去の滞在歴を調査する。Eminemは、過去のカナダ公演において問題を起こしたことはなかった」

この一件は、Valerie Smithという女性が、トロント警察の人種憎悪犯罪対策部に訴え出たことから始まった。彼女は警察に対し、Eminemの歌詞は女性憎悪を表していてカナダの法律に違反しており、トロントのSkydomeでの公演は認められるべきではないと主張。この申し立てを受けた法務長官は、Eminemの歌詞が公の場で特定の人種やタイプに対し憎悪を煽る発言を禁止しているカナダの法律に違反すると判断した。

この件に関し、市民権・移民省およびFlaherty法務長官の事務所へ問い合わせてみたが、10月26日午後6時現在、返答は得られていない。

記:Darren Davis、ニューヨーク
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