スティング、Walk Of Fameのセレモニーが行なわれる

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Stingは12月8日(金)の特別セレモニーで、2168番目の有名人としてハリウッドのWalk Of Fameに選ばれた。その栄誉を讃え、彼の名前を刻んだ星型のメダルが歩道に埋め込まれた。

式典は小雨がぱらつく中、ハリウッド通りのEl Capitan Theaterの前で大勢のファンに見守られながら行なわれた。ファンの多くは手作りのサインや、Stingと彼がかつて在籍していたバンド、Policeのアルバムジャケットを抱えていた。

Stingは集まった人たちに向かって、この非常にロサンゼルス的な栄光が自分にとって重要な意味を持つ、と語った。
「初めてロサンゼルスに来たのは'78年のことだったと思う。バスが遅れてサンセット通りに着いたとき、“いますぐバスから降ろしてくれ!”と言ったんだ。バスが止まって、僕はすぐに駆けて行き、椰子の木に抱きついた。椰子の木を見たのは生まれて初めてだった。僕にとってそれは、とてつもなくすごいことだったんだ。ハリウッド通りで星と一緒にこうして立っているなんて想像したこともなかった。ほんと、これは思ってもみないことだよ。本当にそう思うんだ。どうもありがとう」

また、Stingは建設中の高層ビルから、このイベントを傍観している建築作業員たちに次のような特別メッセージを伝えた。
「上から作業員たちが見ている中、建築現場の隣でこうしてスピーチしているというのは、とても嬉しいことだと思う」
「なぜなら、いつも建築現場のそばを歩いて通るとき、働いている人たちが“ROXANE!”と言ってくれるからだ。どうもありがとう、みんな。本当にありがとう。仕事に戻ってくれ」

式典を行なったハリウッド市長のJohnny GrantはStingを紹介し、その日を「Sting Day in Hollywood(ハリウッドのStingの日)」と宣言した。元Policeのレーベル、A&M Recordsの社長Jerry Mossもスピーチをし、このアーティストは「普遍的に受け入れられる類いまれな音楽的資質」を持っている、と述べた。

Neal Weiss、ロサンゼルス
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