カルロス・サンタナ、長期休暇に入る

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今年、Carlos Santanaは驚くべき大成功を収めた。この年末に誰よりもいちばん休息が必要なのはSantanaとそのバンドだろう。彼らは多忙だった今年1年の疲れを癒し、元気を取り戻すために数カ月に渡る長期休暇をとると発表した。'99年6月にアルバム『Supernatural』をリリース、この53歳になるギタリストは28年ぶりにアルバムチャートのトップに返り咲いた。以来、Santanaはバンドとともに世界中でツアーを行ない、文字通りノンストップで突っ走ってきた。

Santanaは、この休暇で家族といっしょに過ごす時間が持てるようになる。彼は声明の中で次のように述べている。「5月まで父親と夫になるつもりだ。それからスタジオに戻って、次のアルバムのリリース準備をする。本当は今年の秋にできているはずだったんだ。僕が主に目標としいるのは、暴力を根絶するような音楽を創ること。できれば同じ意図を持った他のミュージシャンたちと協力して制作したい」

Santanaのアルバム『Supernatural』は今年、8個のグラミー賞を含む数々の賞を獲得した。また、同アルバムは1000万枚を売り上げ、米レコード産業協会から10タイムス・プラチナに認定された。だがCarlos Santanaにとって、彼の音楽には賞を獲得したり、チャートのトップになったりすること以上に重要な意味がある。

「音楽の持つこの広がりによって、奉仕できることが本当に光栄なんだ」と彼は言う。「音楽は、この惑星に調和や美、品格、優雅、優秀をもたらす真の精神力となる。新しい世紀にはそういうものが必要なんだ。また、音楽は信頼を力強く説いてくれる。それは目に見えない物の本質なんだ」

Sue Falco、ニューヨーク
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