アラニス・モリセット、Maverickから移籍か?

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Alanis Morissetteの新アルバムが延期となっている理由は、クリエイティヴな部分の問題だけではなく、レコード会社の方針の問題も絡んでいるらしい。Morissetteの広報担当がLAUNCHに話したところによれば、Morissetteは現在、所属レーベルのMarverick Recording Companyと交渉中であるという。New York Daily News紙では、Universal系列のGeffen Recordsを離れ、同社と係争中となっているHoleのCourtney Loveと同じ足取りを辿ることをMorissetteが考えているとしている。現時点では、Morissette側が訴訟を起こしたという話はでていない。

Morissetteは、Warner Bros.傘下でMadonnaのレーベルであるMaverickに在籍して7年近くになる。しかし、最近では現在の音楽状況におけるアーティストの位置というものについて積極的に発言するようになってきており、先日もワシントンD.C.を訪れてアーティストの権利、レコード業界、ミュージシャンへのNapsterの影響について意見を語ってきたばかりだ(4/4ニュース参照)。

Morissetteはつい最近、デジタルでのダウンロードに興味を持っていると語っていた。
「アーティストとして惹かれるのは即時性と、可能になるであろう直結した繋がりね。今までのやり方ではありえなかったような、音楽を聴いてくれている人たちとの繋がりでコミュニティ的な感覚を作り出すというようなことは、現在でもすでに可能になっているわ。人々や、私にしてもそうだけど、まさにいつ、何を聴くか選べて、それをすぐに自分の手元で操作できるようになるのよ。何の曲であれ、どのアーティストの、どの時代のものであれ、よ」

Morissetteの一番最近のアルバムは、'98年の『Supposed Former Infatuation Junkie』になる。

Darren Davis、ニューヨーク Neal Weiss、ロサンゼルス
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