ジャネット・ジャクソンの『All For You』が4月24日に店頭発売

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Janet Jacksonのニューアルバム、『All For You』が4月24日(火)に店頭発売されるが、Jacksonは私生活で大騒動を起こし、世界中で新聞の見出しを飾った。

Jacksonは彼女の夫、Rene Elizondo Jr.と'99年に別れたが、その疎遠となったパートナーから2000年の12月29日、ロサンゼルス上級裁判所で訴訟を起こされた。訴えによると、夫はJacksonが『Rhythm Nation 1814』と『Janet』のアルバム売り上げの利益分配を支払わなかったと主張。Jacksonはその年、レコーディングスタジオと裁判所を巧みに行き来しながら過ごした。

Jacksonは次のようにLAUNCHに語っている。
「裁判の真っ最中よ」「法律義務とか、そういうことが未だに進行中なの。アルバム制作中にも宣誓供述をする日がいく度もあったわ」

裁判に時間をとられ、『All For You』のレコーディングがうまく進まなかったとJacksonは言う。「L.A.に飛んで、すぐにまたミネアポリスに戻ってこなければならない時が何度かあったわ」

Jacksonは以前、『All For You』のレコーディングをはじめる前に、宣誓供述でアルバムのスタイルにも影響するようなある決意をしたとLAUNCHに語る。
「こういうことがあったの。友達の何人かといっしょにいて、実際、あまりいい時期じゃなくて、それで彼女たちは私に向かって“こんなことさせたらダメ。こんなふうに彼に主導権を握らせてはダメよ。これはVelvet Ropeから学んだことと違うでしょ?”って言うの。その通りよ。まさにその通り。それで、私は“あなた達の言うとおりね。”って答えたわ。そしたら、彼女たちはこう言ったの。“ポジティヴな道を選ぶべきよ”って」

Jacksonは今回、Velvet Ropeのような暗い過去を描いたアルバムを作りたいとは思わなかったが、彼女はその'97年のアルバムから貴重な教訓を学んだとLAUNCHに語る。
「友人や家族、それにVelvet Ropeからも助けを借りて、いろいろと選択肢があるということに気付くようになって、そうやって人生で学んだことを今回に応用したの。ある意味、彼はまだあなたに対してそれだけのパワーを持ってるけど、実体がないのに、その人に自分をコントロールさせてはいけない。そして、ネガティヴになるのではなく、ポジティヴな道を歩まなければいけない。そう考えるようになって、私は変わったわ」

Jacksonは探していた本当の幸せを見つけるのに『Velvet Rope』から『All For You』まで4年間かかったと振り返る。
「つまり、あの瞬間からドーンと一気にハッピーになったのではなく、どんな日でもいつも、あの日に戻りたいと思うときがあって、こう言うの。“いや、こんなことしている時間はないわ。しなければならない仕事がたくさんあるのに”って。私はそういう空間に入ることを拒み、Velvet Ropeから学んだことを応用して、過去に体験した全ての鬱状態を切り抜けたの。それはとても簡単で、すごく良いことだった。今回のアルバム作りはすごく楽しかったわ。もし、そういうことをしていなければ、今度もまたVelvet Ropeと同じになってたでしょう」

アルバムのタイトルシングル“All For You”は、現在Billboard Hot 100でチャートトップだ。


アルバム『All For You』の全トラックリストは以下の通り:

「You Ain't Right」
「All For You」
「Come On Get Up」
「When We Oooo」
「China Love」
「Love Scene (Ooh Baby)」
「Would You Mind」
「Trust A Try」
「Son Of A Gun (I Betcha Think This Song Is About You)」
「Truth」
「Someone To Call My Lover」
「Feels So Right」
「Doesn't Really Matter」
「Better Days」

Jason Gelman、ニューヨーク Gary Graff、デトロイト
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