レイジのTom MorelloがFTAA(米大陸自由貿易地域協定)に反対

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ギタリストのTom MorelloはZack De La RochaをRage Against The Machineに呼び戻すことはできないかもしれないが、だからといって彼の声がおとなしくなったわけではない。Morelloはカリフォルニア州サンシドロで、FTAA、米大陸自由貿易地域協定に反対する演説を行なった。ミュージシャンであり活動家の彼は、人々の自由より企業に優位を与えるものだとの理由で協定に反対している。

彼は次のように聴衆に語った。
「常識を働かせて、何百万人もの人々を傷つけるような計画に反対すると、マスメディアや政治家、深夜のコメディアン、それにFox News Channelのインチキ野郎どもが俺たちのことを“急進的”だという。南アフリカの貧しい人々に安価なエイズ治療薬を提供することを拒み、巨額の利益を得ている製薬会社に反対すると、急進派と呼ばれるんだ。それで、みんなでZaptistasのように、“クソ野郎!”“もういい加減にしろ!”と叫んだ。すると、製薬会社は引き下がった」

彼は続ける。
「そして今回もまた、“急進的”と言われている。FTAAと企業のグローバル化に反対しているからだ。人々が仕事に就き、働いた分だけの給料をきちんともらい、自由と平和、正義の下で食べ、暮らし、働くことを主張するのは急進的なのか? もしそうなら、Fox Newsさんよ、俺は急進派のひとりであることを誇りに思う。FTAAの前身、NAFTA(北米自由貿易協定)を見ると、反対するのも肯ける。NAFTAは失敗だった。何百万人もの生活を破壊した。NAFTAのおかげで、多くの人々が今も貧困生活を送っている。彼らは土地も、住む場所もない。国境を越え、合衆国に入国しようして死んだ人も大勢いる。すべてNAFTAのせいだ。不衛生な工場で長時間働かされ、保健もなく、また失業している人も多い。NAFTAのおかげでね。米国政府が“他の国にもNAFTAを拡張しよう”などど言っているのを聞くと、俺たちはZaptistasみたいにこう言う。“クソ野郎ども!”“もういい加減にしろ!”」

Morelloは次の言葉で締めくくった。
「彼らの目には恐怖が映っている。彼らを叩きつぶすことができるのだから、そうしようと思う。Cesar Chavezの言葉にもあるように「恐れを知らなくなった民衆を抑えることはできない」。俺たちはもう恐れなどないんだ。企業は人によってつくられた。つくることができるのだから、そのブタ野郎どもを壊すことだってできるはずだ」

Rage Against The Machineのサイトでは音声によるスピーチが聞け、詳しい情報も掲載されている。

Darren Davis、ニューヨーク
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