U2、アイルランドの観光促進を呼びかける

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最近、英国の家畜に口蹄疫が発生していることから、近隣のアイルランドにも被害が及び、観光産業にダメージを与えている。そこでU2は、観光を予定している人に安心してもらうよう、故国アイルランドの安全性を訴えている。U2のフロントマン、Bonoは4月23日のロサンゼルスのコンサートで、アイルランド政府が大西洋を越えた故国の状況について、明るいメッセージを送ってもらえるようバンドに頼んできたと語った。

Bonoはつぎのような短い声明を読み上げた。声明はU2のオフィシャルサイト(u2.com)にも掲載されている。
「政府から介入を頼まれたのでちょっと驚いている。だけど、アイルランドは口蹄疫に侵されているから、観光は危険だという噂を払拭することができるので嬉しく思ってるよ。そんなのはバカげた誤解だ。みんなに言いたいんだけど、休暇をとるにはアイルランドは完全に安全な場所だ。バンドのメンバーも全員、そこに住み、働いている。アイルランドはバケーションには最高の場所で、これからもみんなに訪れてもらいたいと思う」

アイルランドの政府職員は、疫病の蔓延をくい止めるために病気に感染した家畜を殺し、焼却しているという暗いイメージをうち消すために、他のスターとも接触している。現在のところ、俳優のMartin Sheen(『Apocalypse Now/地獄の黙示録』、『The West Wing』など)が観光支援を約束している。

Gary Graff、デトロイト
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