マドンナ、映画契約違反の訴訟がいつのまにか示談に

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Madonnaが映画出演に同意しておきながら、後にその約束を破ったとして、彼女に対し口頭契約違反として500万ドルの損害賠償を求めていた訴訟が7月中旬に棄却されていたが、こっそりと示談になっていたことがわかった。

LAUNCHが入手した裁判所の記録によれば、事の発端は'98年の夏にさかのぼる。シンガー/女優のMadonnaは、独立映画制作会社であるMillennium Filmsに対し、彼女の名前と彼女がMaverick Recordsのパートナー、Guy Osearyと共に経営する制作会社Madguy Entertainmentを共同プロデュースとしてクレジットに載せる条件で、映画『Going Down』へのカメオ出演に口頭で同意していたとされている。

その後、MillenniumがMadonnaのスターとしての影響力や、彼女の関与を考慮に入れて積極的に企画を進めていったところ、彼女が出演約束を撤回してきたという。

2000年10月にカリフォルニア州高等裁判所に提起された訴訟には、原告として、OsearyとMadonnaのビジネス・マネージャー/個人秘書を務めるCaresse Normanの名も挙げられていた。示談の詳しい内容については明かされていない。原告側を担当するビバリーヒルズの芸能専門法律事務所、Barab, Abram & CoateのCharles Coateは、「両者は友好的に問題を解決し、訴訟は棄却された」とLAUNCHに答えた。

示談はMadonnaと彼女の弁護士が、宣誓証言のため出廷を求める裁判所命令に従う意思がないと認定された直後になされたらしい。スーパースター、Madonnaは、原告側の要求による宣誓証言に繰り返し現れなかったため、裁判所命令が出されていた。

Madonnaは現在、“Drowned World Tour”を継続中で、7月25日にはニューヨークのマディソンスクエア・ガーデンでの5日間公演の初日を迎えている。

記:Neal Weiss、ロサンゼルス
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