DMX、新作ビデオを2本撮影、ニューヨーク州北部の裁判問題を解決

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ラッパー/俳優のDMXは最新映画『Exit Wounds』で成功を収め、ミュージックシーンに帰って来た。彼は現在、次期アルバム『The Great Depression』の最後の仕上げに取りかかっている。発売日は2001年9月25日。

DMXは7月30日~31日に新曲“Right Here”のビデオ撮りのためにボストンへ向かう予定。また、8月5日~6日にはニューヨークで2曲目のビデオ撮影を行う。曲名は発表されてないが、アルバムからの1stシングルになる可能性大。

DMXはこれまでにも大きな音楽的成功を収めてきた。'98年のデビューアルバム『t's Dark And Hell Is Hot』は400万枚以上を売り上げ、2ndアルバムの『Flesh Of My Flesh, Blood Of My Blood』は300万枚を越えた。また、彼の最新作『...And Then There Was X』はこのほど500万枚を突破した。

関連ニュースでは、DMXは7月24日(火)、ニューヨーク州オールデンで検察との係争についに終止符を打った。ラッパーのDMXは無謀襲撃の罪を認め、1000ドルの罰金を支払い、それにより検察側は法廷侮辱と暴行の追罪を不起訴処分にした。

彼は15日間の服役を受けるために2月9日に出廷するはずだったが、それを怠り、侮辱罪に問われていた。DMXは当時、『Exit Wounds』のプロモーションで忙しく、出廷したときはすでに侮辱罪となっていた。DMXはまた、15日間の服役を強制させられると分かった後、刑務所の守衛を皿で殴った容疑で暴行罪にも問われていた。

事件の発端はDMXが2000年3月3日にニューヨーク州北部地区のケンジントンフリーウェーでスピード違反をして止められたことから発している。彼は車線変更の際、ウィンカーを出さず、免許停止にもかかわらず運転し、車中からマリファナも見つかっている。その後、このラッパーは交通違反で2000年3月23日に定められた出廷日を守らなかったため、逮捕状が出るに至った。彼は1週間遅れて出廷し、有罪を認めたので、免停で運転していた交通違反の罪を減刑された。ニューヨーク州チークトワガタウンの判事、Ronald E. Kmiotekは最高15日の服役と400ドルの罰金をDMXに言い渡した。

Yves Salomon, New York
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