レッド・ホット・チリ・ペッパーズがイスラエル公演をキャンセル。ジェーンズ・アディクションのPerry Farrellも同情

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元米大統領のBill Clintonが強く勧めていたにもかかわらず、8月末に予定されていたRed Hot Chili Pepperのイスラエル公演が中止となった。8月9日(木)と11日(土)に自爆攻撃があったことで、バンドは日程を延期していた。8月28日にテルアビブで予定されていた公演のチケットは、2万枚以上がすでに売却済みとなっている。

Chili Peppersの友人でJane's AddictionのPerry Farrellも、暴動が激しくなったためイスラエルで開催する予定だったJubileeコンサートを来年まで延期した。Farrellは、この時期に聖地イスラエルに向かうのは誰でも気が引けるだろうとLAUNCHに言う。

「この8カ月はイスラエルの情勢が厳しくなって、飛行機で行くことさえ止められている」「実際、イスラエルに行くのを強制させるわけにはいかないよ……。たとえ戦車で戦闘をしている前線に立ったとしても、それがイスラエルを苦しめ、危害を加えるということになればね。自分はひとりしかいないし、代わりはいない。人には命がある。生活があるし、子供もいる。そういったことは分かってるつもりだ。同情するよ」

イスラエル公演のオーガナイザー、Shuki Weissは次のようにロイター通信に語っている。「先週末に起きた緊急事態と数々の一連の事件により、バンドは心から訪問を望んでいるにもかかわらず、イスラエル行きの延期を決定せざるを得ませんでした」

Weissはこう付け加えている。「イスラエルにChili Peppersを呼ぶというアイデアは……私たちが何年もずっと取り組んできたことなのです」

Darren Davis, New York LAUNCH.com
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