R.E.M.がテロ事件に反応、ファンにアラブ系アメリカ人への反発を控えるよう呼びかける

ポスト
R.E.M.はバンドのサイト(remhq.com)で「日々、悲しみと緊張が高まってきている」と述べ、犠牲者の遺族をはじめ、ニューヨーク市警察、消防署、救急医療隊、その他の市の従業員らを救済するために設立された基金に貢献する予定だ。また、バンドのフロントマン、Michael Stipeはテロ攻撃があったとき、マンハッタンにいた。「僕は無事で元気だ。ちょっとショックを受けてるけど、大丈夫だよ」と彼は書いている。

R.E.M.の寄付はNew York City Public/Private Initiatives(ニューヨーク市公私救済プログラム)を支援するものとなる。彼らはまた、ファンにも同様の貢献を呼びかけている。寄付の送付先は以下の通りで、小切手の受取人はAid For Families Fund。

NYCPPI
The City Of New York, 100 Church Street, 20th Floor
New York, New York, 10007

バンドはまた、無作為なアラブ系アメリカ人への非難を控えるようにファンにお願いしている。サイトのメッセージにはこう書かれている。
「当然のことだけど、感情が昂ぶり、多くの人が緊張感を感じている中で、我が国を安定させる寛容と尊敬の価値を心に留めておこう」「多くのアラブ系アメリカ人が非難の対象になっているとの報道があるが、それは間違った方向に進んでいる。彼らを非難するのは間違いだ」

Neal Weiss, Los Angeles LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報