U2のBonoが「Concert For New York City」に恩寵をもたらすことを計画

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U2のBonoはギタリストのEdgeと共に10月20日(土)「Concert For New York City」に出演する。彼はバンドのキャリアにとって辛い時期にこのショウが行なわれると言う。グループのアルバム『All That You Can't Leave Behind』発売から1年が過ぎ、10年近く「自分たち自身の悪魔にロックを投げ続けてきた」バンドが政治/社会的批判の立場に戻ったとBonoは語る。

彼は今、U2にとって鍵となる考えは、達成することが困難な世界の恩寵を探し求めることだとLAUNCHに語る。

「恩寵というのはパワフルなアイデアだ。本当にそう思うよ。カルマのことはよく耳にするけど、恩寵というのはあまり聞かない。どの宗教にもカルマの教えはある。つまり、良いことをすれば良いことが返ってくる、悪いことをすれば天罰が下るってこと。恩寵を施すはずのキリスト教でさえ、良い行ないや正しい言葉、いい仕事、そういったものが救済になってしまっている。恩寵を抜きに語ることはできないよ。でも、それは見つけ出すのがすごく難しいんだ」

9月21日のテレソン『America: A Tribute To Heroes』にも出演したU2はConcert For New York Cityのあと、4日間の休暇を取り、10月24日(水)からMadison Square Gardenで3日間の公演を行なう予定。

Gary Graff, Detroit LAUNCH.com
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