Jay-ZがMTV『Unplugged』に出演。裁判では勝利

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Jay-Zが11月18日(日)にTV番組『Unplugged』用のライヴ収録を行なった。ライブにはMary J.Bligeも特別出演している。アコースティック・バンドと弦楽4重奏を従えたこのJay-Zのステージの模様は12月15日にMTV2で放送される。

その他のニュースでは、11月16日(金)に行なわれた裁判所の審理でJay-Z側が勝利を収めた。本来は11月8日に行なわれるはずだったもので、マンハッタンの地方裁判所のBarbara Jones裁判官は、Jay-Zのシングル“Izzo (H.P.V.A.)”および同曲が収録されているアルバム『The Blueprint』販売差し止めの仮処分要求を退けた。

販売差し止めの仮処分を求めていたのは、現在、Jay-Zを著作権侵害で訴えているDemme Ulloa。彼女は“Izzo (H.O.V.A.)”でコーラスを歌ったが、正式な契約書などは取り交わしておらず、報酬も一切もらっていないと主張しており、被告として他にIsland Def Jam Music Group、Universal Music、Roc-A-Fella Recordsの名を挙げている。

Ulloaの弁護士、John P. BostanyにLAUNCHが話を聞いたところ、本件に関しては依頼人と見解を一つにしていると語った。
「Demmeは当該曲において2つの点で音楽的貢献をしています。メロディを生み出し、コーラスでは歌を提供しています。彼女は、この非常に大成功を収めた曲の売上から、わずかばかりの配当分を求めてるのです。Jay-Z自身も彼女が曲をより輝かせたと言っていました」

また、Jones裁判官が差し止め要求を退けたことは残念だが、特に困惑してはいないという。
「Jones裁判官の判断でありますし、Jones裁判官のことは非常に尊敬していますから」

この裁判の次の動きは12月7日。この日、Jay-Z側がUlloaの訴えに対する答弁を提出することになっている。

Yves Erwin Salomon, New York LAUNCH.com
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