マリリン・マンソンの事件を担当したミシガン州の判事が問題に

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ミシガン州の裁判所で行なわれたMarilyn Mansonの裁判で新たな展開が生じた。この事件を担当する第52地区裁判所の判事、Gerald E. McNallyは3月27日(水)、彼を裁判官として不適格と見なす訴追手続きの依頼を却下した。彼はこの事件を公平に裁くことができると判断したが、たとえそうだとしても、検察側は、Mansonも出席した'01年12月末の審問で判事が偏った判決を指示し、自らの信用を落としたと感じている。昨年の審問でMcNallyは、Mansonに対する第4級犯罪性行為と暴行、殴打罪という当初の告発を不正品行に軽減し、2000ドルの罰金を科して、禁固刑をなくした。

検察側は、McNallyが昨年12月に出したコメントは不適切であり、彼をこの事件から外す適切な理由となると語った。McNallyはそれに同意せず、4月25日に事前宣告審問を開く予定で、当日はMansonも出席することになっている。検察はMcNallyの最新決定を上訴することができるが、Mansonの弁護士Walter Piszczatowskiは、裁判官がこの事件から外されるとは思えないと語っている。Mansonは個人で保釈金を支払い、自由の身となっている。

この裁判は'01年7月30日、ミシガン州Independence Townshipの近くにある、DTE Energy Music Theatreで行なわれたOzzFestのパフォーマンスで、Masonが警備員のJosh Keislerの首と体に性器をすりつけたという疑惑に端を発している。

Gary Graff, Detroit LAUNCH.com
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