112とP. ディディが、レーベルの契約問題でもめる(その2)

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(その1)の続き

Combsと112の争いは、Bad Boyレーベルがグループの実力に応じた適切な補償やプロモーションを行なっていないとする112側の告発から始まった。Scandrickは、グループがヒット曲( 「Anywhere」「It's Over Now」「Peaches & Cream」)の作詞作曲とプロデュースのほとんどを手がけているが、6年にわたって著作権を100%握っていたのはCombsであると主張。また、Combsは授賞式などで112をフィーチャーするのを怠り、名声を自分だけのもにしようとしたと語った。Scandrickはさらに、かつての弁護士にBad Boyと最初の契約を交わさないように言われたが、公正な扱いをするというCombsの約束を信じて、とりあえず契約を結んでしまったとも付け加えている。

Combsのスポークス・パーソンによれば、ScandrickはCombsが事前に112の作品の100%を所有するのは間違いだと主張しているという。スポークス・パーソンは「彼らとは伝統的な共同著作契約を結んでおり、マーケットの普及率に応じた十分な前金が支払われている」と述べ、「その前金というのは度重なる交渉により、何度か増額されて支払われている」とも語っている。

Combsは112との契約の再交渉に2回成功しており、Combsのスポークス・パーソンによれば、最近では3度目の契約改正に関する「実質的な」オファーをしたという。

しかしScandrickによると、Combs側のオファーは他のレーベルの平均に届かないものだったらしい。「彼のオファーは、前回の契約に近いものではない。それ以下の契約といった感じで、近いものではなかったよ。金額やポイント、パーセンテージ、そのどれもがね。何の意味もないものだった。だから、グループは彼に、外に目を向けるという意向を示した。多くの人から自分たちの決定を実行するように言われてる。それで自分たちのレコード契約を見直してるんだ」

Scandrickと112の他のメンバーはCombsを兄貴分として慕っており、適切に扱ってくれるレーベルと契約を結びたいだけだと話している。Scandrick はこう語る。

「こんなやっかい事はイヤなんだ。分かるだろう? こういう争いや煩わしい問題は受け入れられないよ。みんなにはプロダクション契約を遂行しただけで、彼のことを叩いたりしていないというのが分かってもらえるだろう。つまり、自分たちにふさわしいものを得たいだけなんだよ。連邦裁判所に持ち込んだのは彼のほうだ。俺たちはグループでまとまってるし、弁護士やマネージメントチーム、新しいマネージメントチームのThe Firmがついていてすごく自信がある。俺たちは一度も苦情を言ってない。これで契約を果たしたんだから、あとは好きにさせてほしい」

Combsのスポークス・パーソンは、Combsは112と共に将来的なBad Boyのプロジェクトに取り組みたいと考えており、グループを発展させた功績はCombsにあると述べた。「Combs氏は112と契約して彼らのイメージやヒットサウンドをクリエイトし、112を最もホットなR&Bグループのひとつとして確立させた」「他のアーティストと同じように、112を今日の成功に導いたのはSean Combsだ」

この争いの結果、Combsは112に復讐心を持つようになったとScandrickは言う。先日、ScandrickがアトランタのクラブでCombsに話しかけたところ、Combsは激しい言葉でやり返したそうだ。ScandrickはCombsのその言葉を引用し、こう語っている。「彼はCristalのボトルを俺に手渡して“愛は失われてないが、ビジネスで痛い目にあわせてやる”と言ったよ」

Combsのスポークス・パーソンによれば、Combsはそのような攻撃はしていないという。CombsはMTVに出演し、112との行き違いは裁判所が介入してからは過去のものとして受け流していると語った。「再び彼らを引き取って、面倒を見てやるよ。彼らの心を正してやり、ホットなニューアルバムを出して、過去は水に流そうと思う」

Billy Johnson Jr., Los Angeles (C)LAUNCH.com
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