コールドプレイ、米国クラブツアーを終える

８月20日（火）、ロサンゼルスのEl Rey Theatreで、Coldplayの最新アルバム『A Rush Of Blood To The Head』のプレヴューとなる米国クラブツアーが幕を閉じた。

イギリス出身の彼らは18日間で主要都市８カ所をまわるパフォーマンスを行ない、アルバムのプロモーションに大きく貢献した。アルバムは来週８月27日にCapitol Recordsより米国発売。

２ndアルバムとなる今回の作品は、シングル「Yellow」をフィーチャーした2000年の大ヒット・デビューアルバムに続くもの。バンドはある程度のプレッシャーを抱えたものの、デビュー当時のような急激に襲ってきた名声に対処する必要はもはやなくなった。フロントマンのChris Martinは、デビューしたての頃は大きな戸惑いがあったとLAUNCHに語っている。

「バンドを取り巻く状況が一変したんだ。『Terminator』のArnold Schwarzeneggerは、過去に戻ったときに着るものが何もなくて、ちょっと混乱した様子だったよね？　僕たちもそんな感じだった。それで彼はバーに入って、そこにいた人を殴り倒し、服を奪った……。“服をよこせ”って言ってさ。僕たちも服が必要だった。目の前にある問題を解決して自分たちをしっかりコントロールしなければならなかった。そういうことだよ」

Coldplayは９月に米国へ戻り、より大きな会場で本格的なツアーを行なう予定。

『A Rush Of Blood To The Head』からの１stシングル「In My Place」は現在、Modern Rock TracksとAdult Top 40のそれぞれのBillboardチャートでランクインしている。

Neal Weiss and Lyndsey Parker, Los Angeles　(C)LAUNCH.com