クリス・ロビンソン、デトロイトの観衆にキレる

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Black Crowesのフロントマン、Chris Robinsonは8月27日(火)にミシガン州デトロイトで行なわれたパフォーマンス中、あまりの騒がしさに我慢の限界に達し、観客を一喝した。RobinsonはギタリストのStaceyと「Beginners And Sinners」を歌い始めた矢先、「てめえら、出ていけ!」と怒鳴った。

「こんなことはしたくないが、ただリスペクトは必要だ。歌を聴きたくないなら、どっかでぶらつくか、向いのバーにでも行けばいい」

Robinsonはショウの冒頭で、静かにしてくれるよう丁寧に観客に頼んでいた。観客の中にはデトロイト在住で、Robinsonのソロアルバム『New Earth Mud』の2曲を共作しているBlack Crowesのキーボード・プレーヤー、Eddie Harschもいた。

Robinsonはライヴの後にLAUNCHと話し、このツアー中に似たような騒ぎを何度も我慢してきたと語った。「今までは何も言わなかったんだ。そんな時間はないって思ってたし。でも今夜は本気でムカついたよ」

デトロイトでのショウは、ローカル・ラジオ局の信号がステージ・モニターに入り込むという無線機材の問題があったことでさらに険悪なムードになっていた。

Robinsonの85分にわたるライヴは『New Earth Mud』からの7曲と、アルバムには収録されていない、いくつかの新曲を披露した。また、Ray Charlesの「I Got A Woman」やGrateful Deadの「I Know You Rider」、Carpentersの「Close To You」などのカヴァー曲も歌い、温かく受け入れられていた。

Robinsonのアコースティック・ライヴは8月28日(水)にトロントのオンタリオで終了。10月22日に『New Earth Mud』をリリースした後、フルバンド編成でライヴ活動に戻る。

Gary Graff, Detroit (C)LAUNCH.com
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