D.M.C.、チャック D、Island Def Jamの代表がジャム・マスター・ジェイを偲ぶ(その1)

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音楽業界の多くのエグゼクティヴやアーティスト達が、10月30日(水)にニューヨークのスタジオで殺害されたRun-D.M.C.のDJ、Jason“Jam Master Jay”Mizellの家族に追悼の意を表明している。

Run-D.M.C.のメンバー、DMC(Darryl McDaniels)は、家族同然に考えていたMizellが殺害されたというニュースにショックを受けている。「俺達は一緒に育ってきた」とDMCは声明の中で語っている。「人生の2/3を一緒に過ごしてるんだ。彼は全てのDJにDATマシーンは使いたくないって思わせた。音楽業界は偉大な才能を失ったんだ。俺は、彼とはずっと一緒にいるものだと思ってた。ほんとうに寂しくなる」

15年間Mizellと仕事をしてきたRun-D.M.C.のマネージャー、Erik Blamovilleは、Mizellの素晴しいところは音楽の才能に限られたものではないと語る。「Jasonは、単に才能のあるプロデューサー/DJというだけではなかった。彼は親切で、人生に情熱を持ち、家族を愛していた」

10年以上グループの広報担当をしているTracey Miller & AssociatesのTracey Millerも、Mizellはとても優しい人物だったと同意する。「彼はほんとうにいい人で、素晴しい才能を持っていた。過去15年、楽しく仕事をしてきた」

Island Def Jamの代表/取締役のLyor Cohenは、'82年から'85年までの間、Run-D.M.C.のツアー・マネージャーを経験したことが、Jay-ZJa RuleMariah Careyのキャリアを監督する現在の仕事に役立っていると言う。「報告すべき相手はJasonだった」「どうやってショウをまとめるか、グループに対してどうやって自分の責任を全うしたらいいか教えてくれたのはJayだった。あの時代の教えが、いつだって、いま自分がすべきことの役に立っている」(その2へ)

Billy Johnson Jr., Los Angeles (C)LAUNCH.com
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