ローリング・ストーンズのサンフランシスコのショウが労働組合に脅される

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サンフランシスコで行なわれるRolling Stonesのコンサートに行くファンは、チケットラインだけでなく、ピケラインにも苦労するかもしれない。11月8日、9日(金、土)にPacific Bell Parkで行なわれるコンサートは、The International Brotherhood Of Teamsters(全米トラック運転手組合)のメンバーによって脅かされており、組合に加入している労働者をトラックの積み下ろしに雇うことを要求している。またAP通信によると、The Teamstersはステージやライトのセッティングにも舞台装置の組合を使うことを主張しているという。

Teamstersのメンバーは11月4日(月)、コンサート会場であるSan Francisco Giantsのホームでピケを張り始めた。報道によれば彼らは、Stonesの機材を運ぶ運転手の少なくとも3人に対し、球場へ入って荷物を降ろす代わりに引き返すよう説得したといわれている。

コンサート・プロモーターBill Graham Presents(BGP)のスポークスマン、Sherry WassermanはThe Teamsterの要求を拒否し、こう言っている。「我たちはこの手のことに対処するノウハウを持っている。彼らは我々を脅かすために、この人目をひくショウを利用している」「もしBGPの従業員の中に主旨の賛同し、このストライキを支持する者がいても、我々は他のスタッフを用意しショウを行なうつもりです」と付け加えた。

Stonesのスポークスマンは、この論争やコンサートにどの程度の影響が及ぶかについてはわからないとしている。現在までにBGPからの返答はない。

Bruce Simon, New York (C)LAUNCH.com
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