ホフディラン、活動休止のラストツアー。しんみりではなく清々しく終了!

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2002年11月12日、赤坂BLITZ――ホフディランとしての最期のツアー。この場所に集まった人はきっと、この日のことをずっと忘れないと思う。けれど、会場内にしんみりした雰囲気はなく、とても清々しいひとときだった。彼らはいつものようにふらりとステージに現れて、いつものように楽しみながら音楽を奏で、心を込めて歌い、いつものようにMCで笑い合っていた。「ホフディランのテーマ」で始まって、「ホフディランのテーマ」で終わるという構成も、これからまだ続きがありそうな気分にさせてくれた。曲目も初期のものから最新シングルまで選りすぐりの名曲たちを並べ、デビューから6年分(結成からは8年)の重みと愛情がたっぷり詰まっていた。

「5歳年下だけど、お兄さんみたいな存在」と相方を語るベイビーと、「渡辺くんはホント、いつもビックリするようなこと言うよね」と笑顔でツッコミを入れるユウヒ。同年代の友達のようでもなく、兄弟のようでもない、絶妙な「間」を持った2人の関係。それは音楽」というフィルターで結ばれた強い信頼関係だったんだなということを改めて実感した。こんな2人だから、それぞれの道を行くことになっても大丈夫。常にそれぞれ自分のやりたいことを探しながら、何か面白いことをやってくれるはずだ。だからサヨナラは言わないでおこう。きっとまた必ず会えるから。

サンキュー、ホフディラン!! サンキュー、ミュージック!! またね。

<セットリスト>
1.ホフディランのテーマ
2.ゆで卵
3.サガラミドリさん
4.極楽はどこだ
5.EXCUSE ME
6.恋はいつも幻のように
7.MILK
8.約束するよ
9.雪
10.長い秘密
11.スマイル
12.SUPER DRY
13.マッドマン
14.のうみそ
15.FREE STYLER
16.遠距離恋愛は続く
17.MY THING
18.SEASON
19.欲望
20.ふさわしい人
21.キミのカオ
22.HAPPY
23.HIGHWAY 98

アンコール1
1.コジコジ銀座
2.美しい音楽
3.TO THE WORLD

アンコール2
1.こんな僕ですが
2.ホフディランのテーマ
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