イーグルス、ニューアルバムを製作中、'03年には極東を含むツアーを計画

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現在ニューアルバムを制作中のEagles。彼らは今週、南カリフォルニアのレコーディング・スタジオで『The Long Run』('79年)以来、また'01年に長年のギタリストDon Felderが解雇されて以来となる新曲のアルバム制作に取り組んでいる。アルバムタイトルは未定で、リリースは'03年後半以降になる見込み。

アルバムの制作にはかなりの時間がかかっているが、今年初めにシンガー/ドラマーのDon HenleyがLAUNCHに話した内容によれば、彼はその作業ペースに驚いてはいないと言う。「いくつかの曲は完成までにさまざまな段階を踏んでいる。僕はこれを“パンケーキの理論”って呼んでるんだけど……鉄板から上がった最初のパンケーキはあまり美味くなくて、たいていは捨てることになる。穴だらけでまわりが焦げついているからね。曲も似たようなもんなんだよ。最初に浮かんだ曲はマーケットに出せるようなものじゃないかもしれないが、続けていくうちに、だんだん良くなってくる。ウォーミング・アップの期間が長いんだ。'70年代後半から何もしてないんだから。レーベルと契約してなかったから、自分たちの時間で好きなように楽しんでたんだ。誰にも縛られず……マネージャー以外にはね。彼はぬかりなく、すでにいろいろとブッキングしてるみたいだから、ちょっとコントロールしてやらないといけないかな」

そのマネージャー、Irving Azoffは'03年にバンドの大規模なアーを計画している。Eaglesは5月8日または9日にアリーナツアーでロードに出る見込み。その後2、3週間の行程が5、6、7月と続く。最初に発表された予定によればバンドメンバーは8月にオフをとり、9月から活動を再開、12月に極東でツアーを行なうという。ニューアルバムの発売はツアーがスタートしてからになりそうだ。

Bruce Simon, New York (C)LAUNCH.com
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