クラッシュのジョー・ストラマー、50歳で亡くなる

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イギリスのパンク・バンドのパイオニア、Clashのメンバーで、シンガー/ギターリストのJoe Strummerが12月22日(日)、イギリス、ブルームスフィールドの自宅で死亡した。心臓発作が原因と見られている。享年50歳。

イギリス、Avalon Somersetの警察官Paul Gaineyは、Strummerの死因は心臓麻痺だと考えられており、24日に行なわれる検査の結果でさらに詳しいことがわかるだろうと述べている。「Strummerは12月22日の午後4時45分(現地時間)、彼の妻によって発見された」「彼女は緊急の電話をかけ、救急車を呼んだ。心臓麻痺を起こしたものと思われる」

Gaineyは、死因に不審な点は見られないことも付け加えている。

The Clashは'77年から'82年まで活動。アルバム『London Calling』や『Sandinista!』『Combat Rock』は批評家から高い評価を得ており、'03年の3月にはロックの殿堂入りが決まっていた。

バンドは「Rock the Casbah」「Should I Stay Or Should I Go」「Train In Vain(Stand By Me)」「London Calling」などのヒットで知られている。Clashの音楽は左翼寄りの政治発言と冒険性に富んだ音、強力なエネルギーが一体化し、そのソング・ライティングの才能は、第1次ブリティッシュ・パンク旋風の中でも傑出したものだった。イギリスではスーパースターだった一方、皮肉にも、アメリカで大きな商業的成功を収めたのは、バンドが激しい対立の末に解散した時期だった。

Strummerはその後、様々な音楽活動を続けており、最近はJoe Strummer and the Mescalerosとして3枚目のアルバムを制作中だった。

また11月15日にロンドンのActon Town Hallで行なわれたMescaleros主催の慈善コンサートでは、20年振りに元Clashの仲間であるMick Jonesと共演したばかりだった(11/21ニュース)。

Strummerは最近、「48864」というタイトルの曲をU2のBonoやEurythmicsのDave Stewartと共作している。この曲は南アフリカの元大統領、Nelson Mandelaに捧げられており、アフリカでのエイズ危機のための資金援助が目的。Strummerは、2月に行なわれる「Mandela SOS Human Rights」コンサートに出演する予定だった。

長い年月の中で、パンクを代表するアーティストがロックンロールの殿堂入りを果たす前に亡くなるのは、Strummerが2人目。昨年は、Joey RamoneがRamonesの殿堂入り前に亡くなっている。去年行なわれたインタビューの中でStrummerは、Ramonesに影響を受けてClashを始めたと話していた。

「Joey RamoneとRamones……彼らこそ、俺が突っ込んでいくことになったパンク・ロックの革命に火を付けたんだ」「あの1stアルバムは俺たちがロックンロールを始めたイギリスで、本当に重要だった。彼らには、いつも尊敬の念を抱いてたよ」。Strummerは、Mescalerosの最新アルバム『Global A Go-Go』をRamoneに捧げている。

Strummerは妻Lucyと2人の娘、義理の娘を残して亡くなった。「Joeの妻、Lucindaと家族は、この痛ましい時期にそっとしておいてもらうことを望んでいる」とマネージメントは声明を出している。

Darren Davis and Dave Ankers, New York (C)LAUNCH.com
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