ルー・リード、アラン・ポーの小説をテーマにした新作『Raven』をリリース

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Lou Reedのニューアルバム『Raven』はEdgar Allen Poeの小説からインスパイアされた作品だ。Reedは、Hal Willnerがプロデュースする恒例のハロウィン・プログラムでPoeを読み始めたのがきっかけとなり、ここ数年この19世紀初頭の作家に魅了されている。

Reedは読むことで、学校で習ったときよりもずっとPoeとその作品を味わうことができるようになったという。「彼の眼識、興味、深遠さには本当に驚くよ。だから、彼が世界的な古典作家であるのは当然だし、今後も永遠に存在するだろう……それほど才気にあふれ、洞察力があり、人々の精神に入り込むんだ」

Poeにインスパイアされたミュージカル『POE-try』から発展し、Reedが劇作家のRobert Wilsonのために書いたという『The Raven』には、大勢のゲストが楽曲と朗読の両面で参加している。その顔ぶれはミュージシャンではDavid Bowie、Laurie Anderson、サックス奏者のOrnette Coleman、Blind Boys Of Alabama、Kate & Anna McGarrigle、NYの知る人ぞ知るシンガーAntony、俳優ではWillem Dafoe、Steve Buscemim、Elizabeth Ashley、Amanda Plummer、Fisher Stevens、Kate Volkといった面々。

Reedは現在『The Raven』をプロモーションするツアーの準備に取り組んでいるが、アルバムのゲストの参加は見込まれていない。

Gary Graff, Detroit (C)LAUNCH.com
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