マドンナ、ニューシングルのビデオでブッシュ大統領と戦争を非難

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Madonnaの「American Life」のビデオ撮影が完了した。撮影現場にいた業界関係者によると、このクリップが物議をかもすのは間違いないようだ。「American Life」は4月にリリース予定のMadonnaのニュー・アルバムからの1stシングルとなる。

インターネットのゴシップ収集家、Matt Drudgeはこうリポートしている。「American Life」は「現在のアメリカン・ドリームの政治的解釈を一掃している。それは、どれほど愚かなものだろう」。ビデオには、軍服を着て手榴弾を投げつけているMadonnaだけでなく、血だらけの幼児や手足のない男女の姿も映し出されており、アメリカ - イラク間で起こりうる戦争の残虐さを訴えている。

LAUNCHは、「What It Feels Like For A Girl」でMadonnaと共作したFrou FrouのGuy Sigsworthに「American Life」に込められたメッセージについてコメントを求めた。「そうだな、まだ聴いていないものに判断を下すのは難しいけど。発言したいと思うことがあるのは素晴しいことだと思う。でも重要なのは、それが音楽的にもいいものかということ。歌詩が完璧でも音楽が良くなかったら、それは悪い曲になってしまう。完璧な詩にいい音楽が付くから、いい曲なんだ。メッセージが十分あるって思っても、質を下げちゃいけない。素晴しい音楽とともにそのメッセージを提示しなきゃ。彼女はそうしていると思うよ。でも、まだ聴いてないんだ」

Frou Frouの「Breathe In」は、今週のRadio And RecordsのHot ACチャートで先週から1ランク下がった33位につけている。この曲はバンドの'02年のアルバム『Details』からのシングル。

Chiam Chad Dougatz, New York (C)LAUNCH.com
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