ケミストリー、武道館の円形ステージで走り歌う! そして夏は続々リリース決定

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4/18(土)CHEMISTRY初の日本武道館公演が行なわれた。このライヴではアリーナ席中央に円形ステージが組まれ、CHEMISTRYの2人とバックバンド&コーラスが配置。観客はそれを取り囲むようにすり鉢状に見守る形となった。19時開演のところ、約15分押しでスタート。待たされた観客のためのオープニングには、自動車のCMとしてもオンエア中の「MOVE ON」だ。「僕らの“生の歌声”を体感してください」(川畑要)、「自分達の“今”を力いっぱい表現したい」(堂珍嘉邦)というとおり、しょっぱなからエンジンフル回転の様子! この円形ステージは360度回る仕掛けにもなっていて、その上をCHEMISTRYの2人が躍動的に走り回り、熱唱。かねてから「今、ライヴが一番楽しい」と公言しているとおり、2人はもちろん、すべての参加メンバーが、そしてファンが楽しめる内容で、「PIECE OF A DREAM」「Point of No Return」「Let's Get Toghther Now」などシングル曲はもちろんベスト盤的セットリストを組み、サービス満点! 堂珍の落ち着いた歌い方と、川畑のエネルギッシュな動きとライヴを進めれば進むほど伸びゆく声に最後まで圧倒されっぱなし。そして観客はときに一緒に歌い、一緒に踊り、そして彼らの歌声に涙した……そんな約2時間のステージだった。

この日のライヴは全国ツアー<CHEMISTRY 2003 Tour "Second to None">のうちの1日。先行予約チケット割り当て数百枚のところに約3万枚の応募が、一般販売でも12万枚のチケットが10分で即完売するなど、大注目のツアーだった。そして4/23の沖縄コンベンションセンターでの公演をラストに、2ヶ月に渡った17都市27公演は終了となる。CHEMISTRYにとって大成功の全国ツアーということになるだろう。

その後、CHEMISTRYは6/18にアルバム『Between the Lines』をリリース。これは既発シングルのリミックスに加え、「Naturally Ours」(爽健美茶CMソング)、「恋するカレン」(大滝詠一のカヴァーで、WOWOWのCMソング)、「明治チェルシーの唄」(ご存知、昔からのあのメロディで、これまた明治製菓チェルシーCMソング)を収録した特別盤。タイトルの『Between the Lines』とは2ndアルバム(『Second to None』)と3rdアルバム(次作)を繋ぐ作品という意味とか。そして、8月上旬には8枚目のシングルを、9月上旬にはライヴDVD(今回の4/19の武道館ライヴをメインに収められたライヴ映像)が次々とリリースされることが決定。そしてこのライヴDVD発売を記念して、ダイジェスト版をオフィシャルサイト(http://www.sonymusic.co.jp/Chemistry/)にて5/1よりオンデマンド配信される。
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