名誉毀損訴訟続報! エミネム、いじめの裁判で母親の訴えを利用?

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5月30日(金)、Eminemがミシガン州マコム郡巡回裁判所に出廷し、小学校時代のクラスメートDeAngelo Baileyから訴えられている100万ドルの名誉毀損の裁判で自らを弁護する。Baileyは'01年12月に起こされたこの訴訟で、Eminemが『The Slim Shady LP』の中の曲「Brain Damage」で彼を中傷し、熱望していたラッパーとしてのキャリアを損ねたと主張。曲の中でEminemは、Baileyを中学校時代のいじめっ子と描写している。

一方、Eminemは自らの正当性を立証するために、'82年に母親のDebbie Mathers-Briggsが地元の教育委員会に対して起こした訴訟を利用するかもしれない。Mathers-Briggsによるこの訴訟では、2人がドート小学校に通っていた時代、BaileyはEminemを「攻撃、殴打した」とされている。Eminemはそのときのいじめが原因で、不眠や嘔吐、悪夢、反社会的行為に苦しんだという。この訴えは、政府の法的免除により最終的に棄却された。

Eminemは母親と数年間、疎遠となっているが、母親のほうは絶えず不当な非難を浴びていると主張。LAUNCHに次のように語っている。
「私は悪魔とか、とんでもない悪人と言われ続けている……。息子や息子の曲、それにいろいろな雑誌や新聞の記事がある限り、そう思われてしまう……でも、私は悪い人間じゃないわ。多くの人々は、息子が個人的に言うことをすべて聞き入れている。私には選択の余地がない。私のことを知らない人は、偏った判断をしているのよ」

Eminemは「Brain Damage」で次のようにラップしている。
「DeAngelo Baileyという名の太っちょに毎日いじめられた/中2のときで、奴の親父がボクシングをやってたんで、そいつはやたら攻撃的に振る舞っていた/毎日、俺をド突いてロッカーに押し込み/ふてぶてしい態度で殴っては服従させた/俺は便器で頭をガンガン叩かれ、鼻を折った/服が血で染まり、奴は俺をつかんで、喉元を絞めた」

(C)LAUNCH.com
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