「わざと吐いてるんじゃない」ザ・ユーズドのヴォーカル、バート・マクラッケンが急性すい炎と診断される

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5月27日、シンシナティで行われたラジオ局のコンサートの途中、よろめきながらステージを離れたThe UsedのフロントマンBert McCrackenは、急性すい炎であると診断された。
MTV.comによると、McCrackenは最初の1曲を終えることも出来ず、床に倒れんだという。緊急に病院へ運ばれたMcCrackenは、そこで胸の痛みやむかつき、吐き気に対する治療を受けた。医師はその後、McCrackenが急性すい炎(すい臓の高度の炎症)にかかっていることを発見したが、バンドのマネージメントによると、症状は命を脅かすものではなく、治療可能だという。

マネージメントは、McCrackenは現在「処方された薬を服用し、休養中」だと話している。シンガーは、きちんと食事をし、もっと健康に気をつける必要があるという。マネージメントは「McCrackenは退院し、家族のもとで休養している」と付け加えた。

McCrackenは、シンシナティのショウの前から100パーセント健康というわけではなかったようだ。バンドメイトのBranden Steineckertは、McCrackenは何度も嘔吐を繰り返し、元気がなかったとMTV.comに語っている。

McCrackenの病気により、The Usedは先週2つの公演をキャンセルせざるを得なかった。しかし、6月7日(日)にはツアーを再開するという。

どうやらステージで嘔吐するのが、McCrackenのショウのトレードマークとなってしまったようだが、McCrackenはすい炎と診断される以前から、意図してそんなことをしているわけではないとLAUNCHに語っている。「(わざと)ステージでゲロをするわけじゃない」とMcCrackenは言う。「そんなことしたこともなければ、するつもりもない。違う、ステージで吐くわけないだろ。でも、ステージで動き回るのは何マイルも走ってるように感じることがある……、すごく疲れるんだ。それで叫ぼうとした時、ステージ中に吐いちゃうんだ。声帯がめちゃくちゃになる。ショウの間中、のどにゲロを詰まらせながら歌ったり叫んだりしなきゃならないんだ。よく、ショウを見に来たキッズに“吐くんだろ?”って言われるけど、そんなこと考えてるわけじゃない。そんなもの見たいなら、吐きまくるサーカスにでも行くんだな。俺はできることなら、ステージで吐くなんてことはしたくないんだ。運が良ければ、俺が吐くところを見れるよ。吐くなんて最低だよ。お前は好きか? 俺は嫌だね。窒息しそうだよ。俺が今、吐くところ見たいかい? どうかな。何マイルも走れば、吐くよ。泳いだりしたら、間違いなく吐くね。ステージで気合入れて叫んだり、走り回れば吐く。でも、そんなことはしたくない。身体が無理してればわかる。そんな時は、深呼吸でもして落ち着かせるんだ」

(C)LAUNCH.com
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