シェリル・クロウ、メアリー・J.ブライジらが不正ファイル交換の取り締まり強化を支持

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全米レコード協会(RIAA)は不正な音楽ダウンロードを行なった者を提訴すると発表した。複数の音楽界のビッグネームらがこの案を支持している。RIAA代表のCary Shermanは、6月25日(水)に発表された声明の中で「このような行為は違法である。隠れてできると思ったら大間違いだ。法を犯した者にはそれなりの結果が待っている」と述べた。

Shermanは、RIAAは現在、ファイル交換の証拠を集めており、8月半ばにも提訴する構えだと語った。

数人の大物アーティストらが、このファイル交換に対する手厳しい措置について、RIAAを支持する声明を発表した。グラミー獲得シンガーのSheryl Crowは次のように話している。
「音楽ファンは、お金を払わなかったら、お気に入りのミュージシャンが質の良いアルバムを制作できなくなるというのを覚悟すべきです。ミュージシャンだけでなく、良い仕事をした人々は報酬を受け取らなければならない。需要と供給とはそういうもの。需要がなかったら、結局、供給もなくなるでしょう」

Mary J. Bligeはこう語っている。
「誰かがクリエイトしたものを勝手に持って行ったら、それは窃盗よ。厳しい言い方かもしれないけれど、真実なの」

Dixie Chicksは次のような意見を述べている。
「罪の意識はないでしょうけど、不正なダウンロードをすると、ソング・ライターにお金が入らない。それに、友達とファイル交換をするたびに、新人アーティストのチャンスが奪われることになる。愛するアーティストに敬意を払って、音楽を盗まないようにして下さい」

Vanessa Carltonは次のように言う。
「購入する前にちょっと味わいたいと思うでしょうけれど、それが度を超すと、すべての作品を貪るようになってしまう。著作権侵害がシステム化されて、アーティストは作品に対する報償を受け取れなくなっている」

RIAAへの支持を表明しているアーティストはほかにBrooks & Dunn、Mandy Moore、Shakira、Peter Gabriel、ソングライターのLamont Dozierら。

(C)LAUNCH.com
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